愛媛県西予市の解体や除却に関する補助金・助成金

愛媛県西予市では、老朽して倒壊の危険がある空き家を減らす目的で、空き家の解体工事に対して最大80万円を補助しています。

解体費用は安くないので、ぜひ補助制度を活用して金銭面の負担を減らしましょう。

補助制度の概要

最初に、空き家解体の補助金の制度概要について確認します。

補助金の目的

老朽化した危険空家の倒壊による被害防止や災害発生時における緊急避難路等の閉塞を防ぐため

引用元:危険空家除却費用の一部を補助します

老朽化が進んだ空き家は倒壊の危険があり、特に災害発生時に道路を塞ぐと救急車や消防車、緊急物資の輸送車の往来を妨げるおそれがあります。

そのため、本補助制度は防災上の主要な道路脇に建つ空き家について、所有者の自主的な撤去を促す目的で設けられました。

補助金額

補助金額は、補助対象経費の80%です。

補助金額=補助対象経費×80%(※千円未満切り捨て)

補助対象経費には、解体工事費用や解体ゴミの運搬費・処分費が含まれます。(消費税等は含みません)。

ただし、補助金の上限額は80万円です。

解体工事費が100万円を超えても、上限額の80万円までしか補助されないので注意しましょう。

注意
〇補助対象経費が120万円の場合
120万円×80%=96万円(80万円を超えている)
補助金額は80万円

補助金の受付開始日と期限

2019年度(平成31/令和元年度)の受付期間は、5月7日(火)~6月28日(金)です。

なお、今年度に予定している受付件数は35件です。
先着順の受け付けなので、早めに申し込みましょう。

対象物件

補助対象となるのは、次の条件すべてに当てはまる建物です。

  • 西予市内にある
  • 空き家で、かつ今後も居住予定がない
  • 不良度判定で倒壊等の危険が高いとされた
  • 倒壊すれば建物の一部が道路に出て、避難路等をふさぐ可能性がある

3つめの条件にある不良度判定は、西予市役所に建物調査を依頼して行ってもらいます。

不良度判定とは?
床・柱・屋根・外壁等の建物主要部分について腐朽や損壊の程度を調べ、評点を付ける調査です。
各部分の評点を合計した数値により、建物の総合的な不良度を判定します。

不良度判定については、以下の記事内で判定表のサンプルを使いながら解説しているので、ぜひご覧ください。

危険家屋危険家屋とは?危険家屋の解体時に利用できる補助金

また、最後の条件から、本補助金の最大の目的は災害発生時に避難や輸送の邪魔になりうる空き家の撤去であると分かります。

最後の条件に当てはまる住宅は、以下のいずれかです。

  1. 地域防災計画で緊急輸送道路または避難路とされた道に接する
  2. 耐震改修促進計画で避難路とされた道に接する
  3. 津波避難計画で避難路とされた道に接する
  4. 建築物が立ち並んでいる道に接する
参考 西予市危険空家除却費用の一部を補助します

対象者

補助対象となるのは、次の条件すべてに当てはまる方です。

  • 対象物件の所有者または相続人
  • 市税等の滞納がない

親族等相続人でも申請できますが、市税等を完納していなければなりません。

工事の条件

補助対象となるのは、次の条件どちらにも当てはまる工事です。

  • 解体工事の総額が50万円以上
  • 建設業の許可、または解体工事業の登録を受けた、西予市内の業者が行う

解体業者は、西予市内の業者さんから選択しなければなりません。

補助金の申請方法と手続きの流れ

続いて、空き家解体の補助金の手続き方法を説明します。

申請の流れは、以下の通りです。

事前準備

交付申請

解体工事

完了報告

交付請求

補助金交付

なお、申請書類のデータは以下のリンクからダウンロード可能です。

では、手続きに関して順を追って説明します。

事前準備

まず、交付の申請前に事前調査の依頼解体工事の見積書の作成依頼をしましょう。

事前調査を依頼するため、西予市役所(建設課)に事前調査の申請書を提出します。

・事前調査の申請書(様式第1号)

その他の必要書類は、以下の通りです。

  • 付近見取図
  • 建物の現在の状況が分かる写真

建物調査の依頼を受けた西予市役所は、担当職員を現地に派遣して建物の不良度判定を行います。

もし、不良度判定により倒壊等の危険が高いと判断されたら、交付申請ができます。

また、解体工事の見積書は、業者さんに建物の現地調査を経て正確に作成してもらいます。

解体業者選びに関しては、あんしん解体業者認定協会にぜひお任せください。

当協会では、優良業者さんを複数社紹介する無料サービスを提供しています。
見積書の業者間比較によって、適正価格の範囲内でなるべく工事費用を抑えられます。

どうぞお気軽にご利用ください。


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交付申請

事前準備を終わったら、交付申請書実施計画書を西予市役所に提出します。

・交付申請書(様式第3号)

・実施計画書(別紙)

その他の必要書類は、以下の通りです。

  • 対象物件の位置図、平面図、床面積の求積図
  • 解体工事の見積書(内訳付き)
  • 登記事項証明書または固定資産所有証明書等
  • 市税の完納証明書

登記事項証明書は法務局から入手できます。
ただし、未登記の場合には固定資産所有証明書を西予市役所から入手してください。

交付申請を行うと、書類審査を経て交付の決定通知が届きます。

解体工事

交付の決定通知を受けとったあと、解体業者と契約して着工してもらうと同時に工事届等を出します。

もし、交付の決定通知前に着工すると、補助対象から除外されるので要注意です。

注意
交付の決定通知前に、着工してはならない!!

また、工事内容に変更が発生した場合には変更申請書を提出してください。

なお、工事の完了後には工事の前・途中・完了後の写真(工事の状況や分別解体等、工事内容が分かるもの)が必要です。

着工前に、解体業者さんに対して「補助金交付のために必要な写真です」と伝え、撮影を依頼しておきましょう。

完了報告

解体工事が無事終わったらご自身で現地の状態を確認し、代金の支払いを済ませて完了報告書を西予市役所に出します。

・完了報告書(様式第7号)

その他の必要書類は、以下の通りです。

  • 工事の請負契約書または請書の写し
  • 工事代金を支払った際の領収書等の写し
  • 工事の前・途中・完了後の写真(工事の状況や分別解体等、工事内容が分かるもの)
  • 廃棄物処理に関する処分証明書類(マニフェスト)

マニフェストは、解体業者さんから入手できます。

完了報告後には再び書類審査があり、問題がなければ交付額の確定通知が届きます。

交付請求

交付額の確定通知を受け取ったら、西予市役所に交付請求をしましょう。

・請求書(様式第9号)

請求手続きを終えると、補助金が指定口座に振り込まれます。

これで、空き家解体の補助金の手続きは完了です。

〇問い合わせ先
西予市役所
建設課
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所在地:〒797-0015 愛媛県西予市宇和町卯之町三丁目434番地1
電話:0894-62-6410
FAX:0894-62-6571
公式サイト:危険空家除却費用の一部を補助します

また、書類データは以下からダウンロードできます。

まとめ

今回は、愛媛県西予市の空き家解体の補助金について説明しました。

解体工事をするなら、ぜひ補助制度を利用しましょう。
解体する家屋によっては、解体費用の大部分を補助金によって賄えるかもしれません。

まずは、西予市役所に建物の不良度判定を依頼するところから始めてください。