愛知県稲沢市では、老朽化などにより倒壊の恐れがある市内の危険な空き家を除却する際に、費用の一部を負担する「稲沢市空き家除却事業補助金」(最大50万円)や、耐震性の乏しい木造住宅を事前に除却する際に、費用の一部を負担する「木造住宅除却費補助金」(最大20万円)を実施しています。
この記事では、補助金額や対象条件などを詳しく解説しているのでぜひ参考にしてみてください。
そのほか、稲沢市では「ブロック塀等撤去費補助事業」など、付帯工事に関する補助制度があります。合わせてチェックしてみてください。
愛知県稲沢市で利用できる空き家の解体に関する補助制度
愛知県稲沢市では、倒壊または建材の飛散の恐れがある市内の危険な空き家を事前に除却する際に、費用の一部を負担する取り組みを行っています。
支給金額と申請期限
補助金額は対象になる工事費の2/3(千円未満切り捨て)で上限は50万円です。
なお、申請の受付期間は明示されていません。ご利用を検討している方は担当窓口にてご確認ください。
申請の条件
対象になるのは、「空家等対策の推進に関する特別措置法」第2条第1項に規定する空き家のうち、個人が所有する木造住宅です。
また、申請にあたり以下の要件を全て満たす必要があります。
- 市内にある1年以上使用されていない空き家で、1/2以上が居住の用に供していた(長屋および共同住宅の場合は全戸において1年以上の使用がないこと)
- 「住宅地区改良法」第2条第4項に規定する「不良住宅」と同等の空き家である
- 当該空き家に所有権以外の権利が設定されていない(当該の権利者がいる場合は全員から同意が得られている)
- 当該空き家の全てを除却する
- 他の制度による補償対象になっていない
- これまでにこの補助金の交付を受けていない
申請の対象者は当該空き家の所有者で、市税などの滞納がない、かつ暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律に規定する暴力団員でないことが条件となっています。
その他、申請方法やご不明点は「稲沢市役所」にお問い合わせください。
参考 稲沢市空き家除却事業補助金交付要綱稲沢市空き家除却事業補助金交付要綱愛知県稲沢市で利用できる耐震性の乏しい木造住宅の除却に関する補助制度
愛知県稲沢市では、耐震診断の結果、一定の基準に満たない木造住宅を除却する際に、費用の一部を負担する取り組みを行っています。
支給金額と申請期限
補助金額は1戸あたり20万円です。
| 予定数 | 15戸(先着順) |
|---|
なお、申請の受付期間は令和4年5月6日(金)から同年11月30日(水)までとなっています。(工事の完了は令和5年2月末日まで)
ただし、当事業は国および愛知県の補助を活用しているため、予定件数に達しない場合でも受付を終了する場合があります。
申請の条件
稲沢市が実施する木造住宅の無料耐震診断の結果、評定値が1.0未満と診断された住宅が対象です。
そのほか、以下の要件を全て満たす必要があります。
- 昭和56年5月31日以前の旧耐震基準によって建てられている
- 在来軸組工法または伝統工法によって建てられた2階建て以下の住宅である
- これまでに当補助金の交付を受けていない
申請の対象者は当該空き家の所有者で、市税などの滞納がない、かつ暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律に規定する暴力団員でないことが条件となっています。
その他、申請方法やご不明点は「建設部 建築課 住宅グループ」にお問い合わせください。
参考 住宅耐震改修費などの補助｜稲沢市公式ウェブサイト稲沢市公式ウェブサイト補助金を申請したい方は解体無料見積ガイドへ
当協会が運営する「解体無料見積ガイド」では、建物の解体に伴う補助制度に関して、これまで3,500件以上のご案内実績があります。
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住宅の除却に関連した補助制度
稲沢市では、住宅の除却に関連したその他の補助制度が設けられています。
ブロック塀の撤去に関する補助制度
稲沢市では、災害などにより倒壊の恐れがある危険なブロック塀を撤去する際に費用の一部を負担する取り組みを行っています。
対象になるのは、市内の道路または公共施設の敷地に面する高さ1mを超えるブロック塀で、事前調査により倒壊の恐れがあると判断されたものです。
なお、補助金額はブロック塀の撤去に要する費用、もしくは当該ブロック塀1mごとに1万円を掛けた金額のうちいずれか少ない額の1/2です。(最大20万円)
受付期間は令和4年5月6日(金)から同年11月30日(水)まで、募集の予定件数は10件(先着順)となっています。
そのほか詳しい情報は稲沢市役所のホームページからご確認ください。
参考 ブロック塀等撤去費の補助｜稲沢市公式ウェブサイト稲沢市公式ウェブサイト愛知県稲沢市で業者をお探しなら解体無料見積ガイドへ
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