静岡県浜松市では、老朽化により倒壊などの恐れがある危険な空き家の増加を抑制するため、所有者が空き家を自発的に除却する際に、費用の一部を負担する「浜松市空き家解体補助金」を実施しています。
補助金の申請には事前相談が必須です。なお、令和4年度の事前相談の受付期間は終了しました。
【受付期間】令和4年8月22日～令和4年9月22日
なお、補助金額は最大で50万円です。この記事では、補助金額や対象条件などを詳しく解説しているのでぜひ参考にしてみてください。
そのほか、浜松市では「ブロック塀等の撤去・改善の補助制度」など、付帯工事に関する補助制度があります。合わせてチェックしてみてください。
静岡県浜松市で利用できる空き家の解体に関する補助制度
静岡県浜松市では、市内にある個人が所有する空き家を対象に、除却費用の一部を負担する取り組みを行っています。
支給金額と申請期限
補助金額は対象になる工事費の1/3で上限は50万円です。ただし、対象になる工事費は国土交通省が定める標準単価をもとに算出した金額が限度額となります。
また、申請には事前相談が必須です。
事前相談をご希望の方は、令和4年8月22日以降に発行された建物の登記全部事項証明書を浜松市役所の市民生活課まで送付してください。
【送付先】
浜松市役所 市民生活課
〒430-8652
浜松市中区元城町103-2
なお、事前相談の受付期間は令和4年8月22日から令和4年9月22日まで(受付終了)となっています。
申請の条件
市内にある個人が所有する戸建住宅で、昭和56年5月31日以前に建築または建築確認が済んでおり、申請より過去3年間に渡って利用されていない空き家が対象です。
そのほか、以下の要件を全て満たす必要があります。
- 平成31年1月1日以前に相続または遺贈が発生しており、令和4年3月31日以前に相続人が所有者(または共有者)として当該建物に登記されている
- 公共事業などの補償対象になっていない
- 「空家等対策の推進に関する特別措置法」による「命令」を受けていない
- 抵当権や賃借権など、当該空き家に所有権以外の権利が設定されていない
- 対象の空き家および付属する工作物が文化財等に指定されていない
- 申請者および共有者は浜松市税を滞納していない、かつ暴力団員等でない
- 共有者が複数いる場合は全員から同意が得られている
- 申請の際に添付する写真が浜松市の広報活動に使用されることに同意できる
その他、申請方法やご不明点は「浜松市役所市民部市民生活課」にお問い合わせください。
参考 浜松市空き家解体補助金（浜松市空家等除却促進事業費補助金）浜松市公式ホームページ補助金を申請したい方は解体無料見積ガイドへ
当協会が運営する「解体無料見積ガイド」では、建物の解体に伴う補助制度に関して、これまで3,500件以上のご案内実績があります。
地域ごとに専任のスタッフが丁寧に対応させていただきますので、申請をするのがご不安な方はぜひお気軽にご相談ください。
住宅の除却に関連した補助制度
浜松市では住宅の除却に関連したその他の補助制度が設けられています。
ブロック塀の撤去改善に関する補助制度
浜松市では、災害に強いまちづくりの一環として、道路や緊急輸送路、避難場所などに面している高さ80以上のブロック塀を対象に、撤去や新設を行う際の費用を一部負担する取り組みを行っています。
なお、撤去にともなう補助は最大で13万3,000円、撤去後に同一敷地にフェンス等を新設する場合は最大で33万3,000円の補助を受けることができます。
そのほか詳しい情報は浜松市のホームページからご確認ください。
参考 ブロック塀等の撤去・改善の補助制度について浜松市公式ホームページ静岡県浜松市で業者をお探しなら解体無料見積ガイドへ
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