鉄骨造の倉庫を解体工事して更地にしました。建物と土地は親から相続したものです。更地は売却予定で、売却額もおおよそ決めています。
そこで、できるだけ解体費用を抑えて利益を出せるよう、解体業者選びは相見積りを利用しました。
青木様は当協会の他にも複数の解体業者さんから既に見積りを取っていました。解体工事の見積りは、誰でも簡単に解体費用を抑えられる相見積りが主流です。この記事では、青木様が当局にお問い合わせ頂いてから解体工事を完了させるまでの一部始終を紹介します。
とにかく解体業者探し
解体費用の見積りは全部で6社から取りました。知人に紹介してもらったり自分で調べたりもして、まずは4社から見積りを取りました。
その後、もっと安くならないかネットで調べていたところ解体業者の見積り比較サイトを見つけたのです。
青木様は、ネットで解体業者の情報を集めているうちに、当協会が運営する「解体無料見積ガイド」のホームページをご覧になりお問い合わせ頂きました。
既にいくつか見積りをご覧になった上で、他の解体業者さんの見積りも比べてみたいとのご希望でした。そこで、当協会からも解体業者さんを2社ご紹介させて頂きました。
最安値更新!一体いくらに
「今ある見積りよりも安くなったらいいな」くらいのダメ元感覚で認定協会に問い合わせていました。でも結果は、認定協会に紹介してもらった解体業者が2社とも安値を更新したのです。認定協会に紹介してもらった解体業者の見積りです。
解体業者 | 金額 |
---|---|
A社 | 335万円 |
B社 | 343万4,400円 |
2社とも十分にお手頃価格です。さらに、A社はB社と比べて8万4,400円も安くなっています。でも、価格差には理由があったので実際はB社に依頼をしました。実は、A社には残置物の撤去費用が含まれていなかったのです。
残置物とは、家の中に残った家財道具や不用品などを指します。
それぞれの見積りを詳しく見てみます。まずは、A社の見積りです。
倉庫内は相続してから手を加えていないので、道具や不用品があちこち残っていました。敷地内の残置物もそのままの状態です。
自分で処分したほうが安く済ませられると聞いていましたが、処分の手間を考えて一緒に依頼していました。
ところが、A社は残置物の処分費用が別途見積りだったのです。B社の見積りには残置物の撤去費用が既に載っています。
金額をよく見ると、B社の残置物撤去費用の合計は19万5,000円です。
一方、A社との金額差は8万4,400円。つまり、A社の残置物撤去費用が8万4,400円以上なら、B社に頼んだほうが安いと分かりました。
でも最終的には、A社の詳しい見積りを待たずに、B社に依頼しました。
他の見積りと比べて残置物の費用相場は掴めていたので、A社との金額差8万4,400円で収まらないと判断してB社に依頼したのです。
測量の時点で残置物を把握して見積書を作成してくれた、B社のスピード感に好感が持てたのも理由の一つです。
いよいよ解体工事開始!
解体する建物は鉄骨の2階建て、延床面積は63坪です。まずは建物の周囲に養生シートを張ります。ホコリや騒音が周囲に漏れるのを防ぐためです。
いきなり重機で崩すのではなく、屋根→2階部分→1階部分と上から順番に撤去していきます。建物がなくなると最後に土台の基礎部分を崩して撤去します。
まずは残置物を撤去して、室内を空っぽにします。
2階部分は大型重機を使って壊します。瓦礫(がれき)は鉄、ガラス、木材などのリサイクル品目ごとに仕分けしながら進めます。
1階部分も同様に撤去します。
基礎部分は少し地面に埋まっているので、掘り起こしながら進めて行きます。
最後に凸凹になった更地をきれいに整地して作業終了です。
埼玉県八潮市の解体事例まとめ
最後まで事故やトラブルなく無事に解体工事が完了しました。
振り返ってみると解体業者選びが一番面倒でしたが、全部で6社から見積りを取って比較できたので金額は十分納得しています。後は、更地の買い手が早く見つかるのを祈るばかりです。
青木様も無事解体工事が完了しました。6社も見積りを取って比較する方は少ないですが、相見積りは費用を抑える上で一番手軽で有効な方法です。ぜひお試し下さい。
『あんしん解体業者認定協会』では、全国約75,000社の解体業者さんのうち、厳しい審査基準をクリアした1,000社以上の優良な解体業者さんの中から、お問い合わせいただいた方にピッタリの解体業者さんを無料でご紹介しております。
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