お客様の声 東京都三鷹市 鉄骨造の工場

今回ご紹介する小林さんは、工場や倉庫として使用していた建物の解体をご希望でした。

もう何十年も使用していない状態で老朽化が進んでいましたが、普通の家ではないし、撤去工事のことはよくわからないのでとりあえずそのままにしていたそうです。

そんな小林さんでしたが、あることをきっかけに解体工事を決意しました。

災害をきっかけに解体工事を決意

所有していた建物は昭和24年建築で、昔は工場として使われていました。築60年以上でかなり老朽化は進んでいましが、とくに気に留めることなく手をつけずにいました。

そんな中、何度か大きな地震が起き、古い建物が倒壊したニュースを見ました。

ニュースをきっかけに、工場が閉鎖されてから何十年も経ち老朽化も進んでいる所有の建物のことが不安になってきました。

さらに、建物のことを調べてみると建物の保険に入っていないことも判明。

いつ災害が起きるか分からないし、万が一何かあってからでは遅いと思い、解体工事を決意しました。

解体業者が決まるまで

いざ解体工事を決意しても、解体工事について知っていることはほとんどないし、周りに詳しい人もいなくてすぐに行き詰まってしまいました。

  • 普通の家じゃなくても一般的な工事業者にお願いできるのか?
  • 大きな工場でもすぐに解体できるのか?
  • 費用はどのくらいかかるのだろうか?
  • いくつかの疑問を持ちながらも、どうにか自力で計画を進めなくてはとインターネットで検索してみました。

    いろんな業者がでてきて迷いましたが、なんとか1社に見積りをとってもらいました。

    他の業者と比べて判断したいとは思っていましたが、1社を選んでからの問い合わせと見積りまでに時間がかかったので、複数社を比べるなんてどんなに時間がかかるのだろうと気が滅入ってしまいました。

    一括見積りでスムーズに

    業者選びに苦戦していた時に、あんしん解体業者認定協会のページをご覧いただいたそうです。

    あんしん解体業者認定協会運営サイト
    「解体無料見積ガイド」

    工場や大型の建物の解体実績をご覧いただき、お問い合わせ問い合わせくださいました。

    建物の状態と、できるだけ早く建物を解体したい希望を伝えると、すぐに4社も解体工事業者を紹介してくれたので、現地調査までお願いすることにしました。

    協会の方で業者との話を進めてくれ、問い合わせてからたったの3日後には各解体業者の現地調査を手配が完了しました。

    こんなにスピーディに現地調査まで進むのは驚きで、とても助かりました。

    現地調査から見積りまで

    現場から遠くに住んでいたので自分は現地調査には立ち会えず、解体業者とは全て電話でのやりとりでした。

    どの業者さんも質問には丁寧に答えてくれ、素人で現場の状況をしっかりと把握していない自分でもきちんと理解できました。

    直接会えなくてもしっかりと確認が取れる業者さんでとても助かりました。

    現地調査をしてもらうと、建物にはアスベストが使われていることが分かりました。

    アスベストが使用されている建物はそのまま解体できず、別途アスベストを取り除く作業が発生します

    解体も資格を持っている業者しか対応できないということでしたが、紹介してもらった業者は全てアスベストに対応できる業者を紹介してくれたので、滞りなく見積りが終わりました。

    解体工事の前に知っておくべきアスベストの危険性と処理方法

    見積書の比較

    現地調査の翌週には全ての業者の見積書が届きました。

    このまま順調に進めば希望通り、もしかしたら希望よりも早く工事が始められます。

    4社の見積り金額

    A社:175万円
    B社:200万円
    C社:161万円
    D社:110万円

    解体費用はもちろん安い方がよかったので、D社にお願いしたいとは思いましたが、他社と比べると金額差が大きかったので少し不安に感じました。

    D社はインターネットでは情報のない会社だったので、協会の担当者にD社の施工実績やどうして安い理由を聞いてみました。

    担当者によると、今回はD社さんのスケジュール上、こちらの解体工事希望日が好都合ということでサービスをしてくれたそうです。

    解体工事で費用を抑えるには解体業者が忙しい時期を避けたり、解体業者のスケジュールに合わせる方が解体費用が安くなります。

    そんなことは知りませんでしたが、たまたま解体業者にとって良い時期に依頼する形になり、見積りが安くなりました。

    担当者のお話を聞いて納得し、こちらの希望通りの早期着工が可能ということでD社に決めました。

    解体工事開始

    いよいよ解体工事が始まりました。

    まずは養生の設置から始まりました。工事のホコリを抑えたり、騒音を抑えるために養生は重要で、近隣トラブルを回避できる重要な存在です。


    養生シート
    解体工事の養生は義務?養生シートでわかる解体業者の質

    そして、重機を使用して本体の解体工事になりました。


    解体が進むごとに、廃棄物の仕分けをしっかりと行っていました。解体工事で出る産業廃棄物の細かな分別は法律で義務付けられています。

    あとは、基礎を解体して整地するだけになりました。ですが、基礎解体で地中を掘り起こした時に浄化槽が発見されました。

    地中埋設物は、現地調査では目に見えない部分なので見積りの対象外でした。

    通常は浄化槽や埋設物が発見された場合は追加費用が加算されることがほとんどですが、今回はそこまで大きなものではなかったので見積りの料金内で撤去してもらえました。

     

    ちなみに、大きめの浄化槽や清掃・消毒が済んでない場合などは高額になるそうです。

    無事に浄化槽も撤去されきれいに整地されました。

    更地に侵入されないよう、ロープを張って仕上げてくれました。

    解体工事を終えて

    アスベストの使用があったり、浄化槽が発見されたりと予想外のことがありましたが、見積りから工事まで滞ることなくスムーズに解体工事を終えられました。

    協会に問い合わせてから完工まで一ヶ月で工事ができて、しかも費用も予想の半額で収められたのでとても満足しています。

    費用は安く、それでいて対応も大変しっかりとしていたので、この解体業者さんにお任せして本当によかったです。

    担当の方には、解体後の滅失登記の方法までしっかりとサポートしていただいてとても助かりました。

    本当にありがとうございました。

    まとめ

    できるだけ早く解体し、建物を手放したかった小林さん。普通の家の取り壊しではなかったので、最初はなかなか進まなかった取り壊し工事計画でしたが、状況と希望に合う業者の比較をしてからはあっという間に工事を終えることができました。

    あんしん解体業者認定協会では、ご自身での解体業者探しに不安をお持ちの方、解体業者探しに行き詰まってしまった方へ、全国の優良な解体業者をご紹介しています。

    解体業者選び、その他解体工事に関するお悩みをお持ちでしたらお気軽にご相談ください。

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