当協会を利用して、横浜市磯子区で解体工事を行ったお客様の事例を紹介します。
実際の見積書をもとに、費用項目の見方についても解説しているのでぜひ解体工事のお見積りにお役立て下さい。
神奈川県横浜市磯子区での解体工事見積結果例
構造 | 木造2階建て |
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延床面積 | 33坪 |
解体費用総額 | 3,780,000円(税込み) |
実際に使われた見積書
名称 | 数量 | 単位 | 単価 | 金額 |
---|---|---|---|---|
1.仮設工事 単管パイプ養生シート | 200 | ㎡ | 800 | 160,000 |
2.解体工事費 木造2階建物手壊し解体 | 33 | 坪 | 42,000 | 1,386,000 |
運び出し、積込み手間 | 33 | 坪 | 20,000 | 660,000 |
下屋解体撤去 発生材処分共 | 3 | ヶ所 | 15,000 | 45,000 |
物置撤去処分 | 1 | 個 | 10,000 | |
樹木撤去処分(伐根は出来ません) | 1 | 式 | 100,000 | |
土間コンクリート 発生材処分共 | 46 | ㎡ | 4,000 | 184,000 |
CB塀上4段解体撤去 発生材処分共 | 8 | ㎡ | 5,000 | 40,000 |
コンプレッサー使用代 | 1 | 式 | 60,000 | |
残置物撤去処分 | 1 | 式 | 800,000 | |
3.諸経費及び現場管理費 | 1 | 式 | 55,000 | |
合計 | 350,000 |
解体費用の項目を解説
解体費用は一般的に坪単価を基に計算します。
今回ご紹介している事例では見積書の項目のうち、「2.解体工事 木造2階建手壊し解体 発生材処分共」の項目が坪単価を基に計算された解体費用項目です。
坪単価は42,000円、坪数は33坪のため金額は1,386,000円です。
横浜市磯子区の解体工事の坪単価相場
なお、磯子区で同じくらいの大きさ30坪前後の木造家屋を撤去した場合、坪当たりの相場は3万5千円です。
手壊しによる追加費用が発生
同じ磯子区で解体工事した場合の相場が3万5千円なのに対して、今回の事例では4万2千円と7千円も差があります。
実は、紹介している事例では手作業による手壊し解体の追加費用が発生しているため相場よりも高くなってしまったのです。
通常、解体工事は解体用の大きな重機を使って解体工事を行います。ただし、作業をする現場の状況によっては重機が使えず手作業での解体工事を強いられる場合があります。
手作業の解体工事は解体重機を使って解体工事をするのに比べて人手が必要になり、工期も長くなるので人件費が高額になります。
- 付近の道幅が狭く、解体用の重機が搬入できない
- 隣家が近すぎるため重機で壊すと瓦礫(がれき)が当たる可能性がある
- 2階部分、3階部分は重機が届かないため部分的に手壊しが必要になる
ただ、解体業者さんによっては小型の重機を持っている場合があり、道幅が狭い場所でも重機で解体工事ができる場合もあります。
今回の事例でも部分的に手壊しを導入して、最終的には小型の重機で解体工事を行い費用を最小限に抑えられました。
高額な付帯工事
お見積りの際は坪単価で計算できる費用だけでなく、都度発生してしまう追加費用にもご注意下さい。
特に、取り壊し工事では家財道具などの不用品が残っている場合、費用が高額になる傾向にあります。紹介している事例では不用品の処分に80万円もの追加費用が掛かっています。
相見積りにより減額に成功
なお、解体工事の見積りでは相見積りを利用して複数の解体業者さんに見積り依頼をするのがおすすめです。
当協会では解体工事をお考えのお客様に複数の解体業者さんをご紹介して、見積書を比較して決めて頂けるお手伝いをしています。解体工事のお見積りは業者さんによって見積書の書き方も、見積り方法も違うので金額に差がでるのが当然です。
そのため、最低でも3社以上の解体業者さんから見積りを取って比較しましょう。
なお、当協会が運営する解体無料見積ガイドでは厳しい審査基準をクリアした優良な解体業者さんの中からお問い合わせ頂いたお客様にぴったりの解体業者さんを6社ご紹介しています。もちろん、どなた様でも無料でご利用できますのでお気軽にお問い合わせ下さい。
横浜市磯子区のその他の解体事例をチェック
横浜市磯子区でご実家を取り壊し
ご紹介した事例とは別に同じ横浜市磯子区内で解体工事をされた方の事例です。
こちらの事例では相見積りを利用してなんと42万円以上も解体費用を抑えるのに成功されました。
構造 | 木造2階建て |
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延床面積 | 42坪 |
解体費用総額 | 185万円 |
横浜市磯子区42坪木造2階建ての解体事例まとめ
解体工事の見積りは建物の延床面積に応じて、坪単価を掛けて計算するのが一般的です。
ただし、坪単価以外に発生する費用も多いです。不用品の処分などなるべくご自身で出来るものは積極的に取り組んで費用を抑えるのがおすすめです。
また、解体工事の見積りは業者さんによって金額に差が生じます。必ず相見積りを利用して複数の解体業者さんから見積りを取るよう心がけて下さい。
ちなみに、当協会が運営する解体無料見積ガイドではお問合わせ頂いたお客様に合わせて解体業者さんを一度に6社無料でご紹介しています。
相見積りの結果、決まらなかった業者さんへお断りの連絡も代行していますのでお気軽にご利用下さい。