私が宮城県大崎市内で営んでいた歯科クリニックを新築するため、解体工事を行うことになりました。
建物は築40年程の木造2階建てで、1階と2階の延べ床面積を合わせて約64坪ありました。
新築を建てる会社からは、「解体業者は自分で探して下さい」と言われたので、急遽、解体業者を探すことになりました。
自分で大崎市の解体業者を探して見積もりした結果
解体工事を自分で調べてみたところ、大崎市内にも何社か解体業者がいるようですが、どんな業者なのかまったく分からないので、不安がありつつも直接問い合わせをして見積もりをお願いしてみました。
立ち合いの様子と見積もり費用
現地調査の日にちをセッティングをし、立ち合い当日になったのですが、解体業者はまさかの大遅刻！約30分遅れて到着しました。
しかし、遅刻した事を悪びれる様子もなく、「普段からこんな感じなんだろうな～」と思いました。
その他の印象は可もなく不可もなく、こんなものなのかなという印象でした。しっかり測量をして、写真も数枚撮って帰りましたが、細かい説明等はありませんでした。
1週間ほどで見積書が届いたのですが、費用は約230万円でした。
新築を建てる会社から、「200万くらいで解体できるのではないか？」口頭の概算金額を言っていたので少し高いような気がしましたが、比較のしようがないので、適正な解体費用が分かりませんでした。
そこで、他でも見積もりを取ってみることにしました。
解体業者の決定。決め手となったのは？
自分で見積もりを依頼した解体業者の印象があまりよくなかったので、直接解体業者に問い合わせをすることに不安がありました。
そこで、インターネットで調べていると「あんしん解体業者認定協会」のサイトを見つけ、そこに問い合わせをしてみることにしました。
大崎市の良心的な解体業者に出会えました！
インターネットのサイトなので、正直こちらも若干の不安がありましたが、前回の解体業者には頼みたくない気持ちがあったので、適正な解体工事の費用が知れて安くなればラッキーくらいの軽い気持ちでした。
「あんしん解体業者認定協会」のサイトで紹介された解体業者も大崎市内の業者でした。
立ち会い当日、予定時間より10分程前に解体業者の方がいらっしゃいました。おそらくご夫婦だと思うのですが、中年の男女の方お二人でいらっしゃいました。第一印象は、解体業者のような雰囲気はありませんでした。
御二方とも感じが良く、丁寧に工事をやってくれそうな印象でした。
前に見てもらった解体業者さんとの一番の違いは、現地調査時に説明をしてくれた内容です。どういう風に解体していくとか、何日目でこういう重機を入れるとか、近所でどのくらい工事をやったことがあるとか詳しく教えてくれました。
すぐ近所で工事を行っていたので安心感があり、お願いをしようと思いました。
立ち合いの際に希望する解体工事費用を伝えていたのですが、「そんなに掛かる工事じゃないよ（笑）ウチならもっと安く抑えられますよ。」と言ってくれて、希望の費用を下回る198万円という良心的な費用を提示してくれました。
追加料金も地中埋設物以外は掛からないとのことでしたので、そのまま工事の依頼をしました。
ドローンを使って撮影！解体工事の様子
今回、大崎市の解体業者の方がドローンを使って、上空から解体工事の様子を空撮してくれました。
このように上から見下ろす機会などないので、私にとっても貴重な写真です。
解体工事の現場のスペースが狭いと、重機を導入できるスペースができるまで解体業者の手作業が増えるため費用もかさんでくるようですが、私が営む大崎市の歯科医院の現場はスペースもあったので、すぐに重機を導入することができました。
廃材は、きちんと分別され、トラックに積み込まれ撤去されていきました。
こちらは、土間のコンクリートを撤去している様子です。
土間コンクリートは、地面→砕石（さいせき）→コンクリートの順に覆われている3層で構造されています。
また、ひび割れなどの重量に耐えるために、コンクリート部分に鉄筋を入れているため強度もあるそうです。
よって、とても頑丈にできているため、この土間コンクリートの撤去には費用がかさんだようです。
無事に工事が完了
きれいな更地になりました。
地中埋設物もなかったため、追加費用もかかることなく無事工事が終わりました。
全体の工事期間は大体12～14日間でした。
今回、解体工事をお願いした大崎市の業者の方は、第一印象から工事完了後までとても誠実でした。良い解体業者に工事を依頼することができたと思います。
適正低価格で更地の仕上がり具合にもとても満足しています。
ありがとうございました。
近隣の解体業者が最も安いとは限りません。少し離れたエリアの解体業者のほうが安くなる場合もあります。
実例の見積書です。同じ工事内容で50万円以上の金額差が出ています。
こちらは、廃材の処分費用で金額差が出た例です。この他にも、解体業者ごとの得意分野や施工日程などでも金額差が出ることがあります。
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