解体工事を考えた時、1番気になるのが解体費用だと思います。さらに調べてみてもなんだか複雑そうと、思った方が多いのではないでしょうか。
本記事では、解体費用について、坪単価と坪単価以外の費用から詳しくご紹介します。
千葉県大綱白里市の解体費用相場
解体費用は、建物本体の解体費用と建物以外の解体費用から成ります。建物本体の解体費用を本体工事費といい、建物以外の解体費用を付帯工事費といいます。
本体工事費
(建物の解体費用)
+
付帯工事費
(建物以外の解体費用)
‖
解体費用の総額
本体工事費は坪単価から計算できます。
付帯工事費は、建物の立地条件や構造によって必要な作業が異なるため、実際に業者さんに測量してもらわないとはっきりした金額がわかりません。
つまり、解体費用の総額は付帯工事費用によって変動します。
しかし解体する地域の坪単価と付帯工事費の項目を把握すれば大体の金額を予想できることができます。
坪単価と解体費用相場
過去の大綱白里市の解体工事データから算出された坪単価が以下の通りです。
構造 | 坪単価(実勢価格) | 費用幅 |
---|---|---|
木造 | 27,350円 | 25,843円~28,857円 |
では実際に本体工事費を計算してみましょう。本体工事費は坪単価に坪数をかけることで算出できます。
例:大綱白浜市で14坪の木造住宅を解体する場合
27,350円(坪単価)×14坪(坪数)=382,900円(本体工事費)
坪単価の費用幅
建物の構造は大きく分けて、木造・鉄骨造・RC造(鉄筋コンクリート)の3つです。
解体における坪単価は、解体する建物1坪あたりに必要な人件費と廃材の処理費です。
木造は解体しやすいため少ない人数で作業ができるので、坪単価が安くなる傾向にあります。またRC造は、解体に機械を使用したりと解体しにくく時間もかかり、坪単価が高くなる傾向にあります。
つまり、人件費と廃材の処理費によって、同じ構造でも費用に差が生じるのです。
(壊しやすい) (壊しにくい)
木造<鉄骨造<RC造
(値段安い) (値段高い)
大綱白里市 木造解体見積り例
実際に大綱白里市で行われたj解体工事の見積り表をご紹介します。
付帯工事の項目に注目してみましょう。
木造住宅14坪 1階建て
建物の種類/構造 | 木造住宅1階建て |
---|---|
坪数 | 14坪 |
建物解体費用 | 40万4,000円 |
総額 | 99万1,440円 |
品名 | 数量 | 単位 | 単価 | 金額 |
---|---|---|---|---|
木造住宅1階建て | 14 | 坪 | 28,857 | 404,000 |
養生費 | 90 | ㎡ | 700 | 63,000 |
植木・植栽撤去 | 1 | 式 | 60,000 | |
門扉撤去 | 1 | 式 | 10,000 | |
アスベスト撤去 | 4 | ? | 30,000 | 120,000 |
ブロック塀撤去 | 1 | 式 | 121,000 | |
庭石撤去 | 5 | ㎡ | 4,000 | 20,000 |
室内残置物撤去 | 1 | 台 | 80,000 | |
諸経費 | 40,000円 | |||
値引き | 0円 | |||
小計 | 918,000円 | |||
消費税 | 73,440円 | |||
合計金額 | 991,440円 |
アスベスト除去
2006年に使用が全面禁止されたアスベストは、除去が必要です。昔は、木造住宅などの断熱材として使われていました。アスベストの除去は周りへの飛散を防ぐため慎重な作業が必要です。
そのため時間がかかり、費用も高額になることがあります。
アスベストの「レベル」とは?アスベストの解体費用はどれくらい?
木造住宅14坪 1階建て
建物の種類/構造 | 木造住宅1階建て |
---|---|
坪数 | 14坪 |
建物解体費用 | 36万1,800円 |
総額 | 84万2,670円 |
品名 | 数量 | 単位 | 単価 | 金額 |
---|---|---|---|---|
木造住宅1階建て | 14 | 坪 | 25,843 | 361,800 |
養生費 | 1 | 式 | 75,000 | |
アスベスト撤去 | 1 | 式 | 120,000 | |
ブロック塀撤去 | 1 | 式 | 74,750 | |
庭石撤去 | 1 | 式 | 28,700 | |
植木・植栽撤去 | 1 | 式 | 30,000 | |
室内残置物撤去 | 1 | 式 | 30,000 | |
諸経費 | 60,000円 | |||
値引き | 0円 | |||
小計 | 780,250円 | |||
消費税 | 62,420円 | |||
合計金額 | 842,670円 |
必ずかかる付帯費用
建物の立地条件によって金額は異なりますが、必ずかかる付帯費用があります。
- 養生費(振動や騒音、粉じんの飛散を抑え安全な作業を行うために必要な費用)
- 諸経費(項目にするには細かい費用)
- 近隣挨拶費
- ガードマン設置費用
- 重機使用費用
- 書類の申請・作成
諸経費の内訳は業者さんによって異なります。見積りの際は内訳もしっかり確認するようにしましょう。
まとめ
騒音を伴う解体工事は、近隣トラブルも少なくはありません。トラブルを避けるためにも業者さんの対応は何よりも大事です。見積り依頼の際は必ず相見積りを依頼して金額だけでなく、対応に関してもしっかり比べてから決定しましょう。
下記の記事では、大綱白里市のおすすめ解体業者をまとめてありますので参考にしましょう。