空間をリニューアル!! 間仕切り壁の解体にかかる費用を確認しよう

間仕切り壁の解体撤去は、専門業者に頼めば問題が起こりにくく間違いありません。ですが、やはり解体費用は気になるところです。

そこで、今回は間仕切り壁の解体費用について解説します。

間仕切り壁の解体費用を見てみよう

間仕切り壁の解体費用については、業者さんによって大きな差が見られます。解体費用について紹介しているサイトも散見しますが、具体的な明細までは明らかにされていません。

そこで、間仕切り壁の解体費用について分かり易くまとめられている3つのサイトをピックアップしたので、それぞれ比較しながら費用相場を見ていきましょう。

6畳間サイズの間仕切り壁の解体撤去にかかる基本的な費用

6畳間サイズの間仕切り壁を解体して簡単に補修工事をするだけなら、費用はどの程度かかるのでしょうか。

例えば、サイトAの解体費用の相場は以下の通りです。

リフォーム内容 費用相場
壁撤去の方法 電気工事
撤去のみ なし 5~6万円
あり 8万~10万円
撤去+引き戸の設置 なし 20万~25万円
あり 23万~29万円
参考 【プロが教える】壁を撤去するリフォーム費用はいくら? リフォームガイド

上記の表より、サイトAでは壁の解体費用を5万~6万円としています。次に、サイトBでは次のように見積もっています。

工事内容 費用相場
壁の撤去・解体・処分 6万~10万円
床・壁・天井補修 4万~6万円
壁の造作 5万~10万円
壁・天井クロス貼り替え 6万~15万円
電気関係改修・仕上げ 4万~6万円
床高さの調整 10万~20万円
天井高さの調整 4万~12万円
※「壁を撤去して、2部屋を1部屋にするリフォーム費用相場と工期」より。 参考 壁をリフォームする際の費用はいくらかかる? ハピすむ

サイトBの場合、間仕切り壁の解体費用は6万~10万円です。さらに、サイトCの場合は以下の通りです。

工事内容 費用
壁撤去 3万~7万円
壁跡修理 1万5千~2万円
床の張り替え(6畳) 3万~10万円
壁紙の変更(6畳) 4万~7万円
天井の張り替え(6畳) 1万5千~6万円
キッチンの垂れ壁の撤去 3万~8万円
コンセントの増設(コンセントの追加) 1万2千~1万7千円
コンセントの差込口の増設(コンセントの口数を追加) 5千円
参考 壁のぶち抜き費用と圧倒的に安くおさえる3つの秘訣とは? リフォーム見積もり

サイトCの場合は、間仕切り壁の解体費用は4万5千~9万円(壁撤去と壁跡補修の合計)です。A・B・C各サイトの間仕切り壁の解体費用についてまとめると、以下の通りです。

サイトA 5万~6万円
サイトB 6万~10万円
サイトC 4万5千~9万円

上表の通り、上限値についてはバラツキが見られます。

一方で、最低限かかる費用については、あまり差がありません。 費用のなかには解体現場の違いに左右されにくい項目が存在し、業者間でも差が生じにくいためと考えられます。

どの現場でも変わらない費用がある

したがって、6畳間サイズの間仕切り壁解体には、少なくとも5万円程度が必要といえます。

参考 リノベーションって、費用はどのくらいかかるもの? リノベる。

間仕切り壁の解体費用が高額になる要因に注意

ただし、間仕切り壁を解体撤去する際に気を付けなければならないのが配線と配管です。

間仕切り壁の内部に電気配線がある場合

もし、間仕切り壁にコンセントの口があるなら、確実に解体費用が高くなります。 なぜなら、電気配線を変更するため、電気工事を行わなければならないからです。 先ほど例に挙げたサイトAの解体費用相場を再確認してみましょう。

リフォーム内容 費用相場
壁撤去の方法 電気工事
撤去のみ なし 5万~6万円
あり 8万~10万円
撤去+引き戸の設置 なし 20万~25万円
あり 23万~29万円
参考 【プロが教える】壁を撤去するリフォーム費用はいくら? リフォームガイド

電気工事が必要となる場合と必要でない場合の差額を計算すると、以下のようになります。

電気工事あり⇒8万~10万円
電気工事なし⇒5万~6万円
電気工事の費用(差額)⇒3万~4万円

よって、電気工事にかかる費用は3万~4万円です。 「撤去+引き戸の設置」のケースについて比較しても、同じ結果となります。 なお、サイトBの場合は「電気関係改修・仕上げ」で4万~6万円です。 サイトA・Bで金額差が見られますが、いずれにしても電気工事の有無で数万円単位の費用が増加するのは間違いありません。

キッチンの配置を変更したい場合

キッチンの間仕切り壁を撤去したい場合、水回りや排気ダクト等の位置を変えないようにするのがオススメです。その理由は、水道管の配置変更だけで3万円、その他の配管や電気配線まで変更すると8万円程度かかるからです。配管と配線が複雑になっているキッチンは多いため、少し配置変更でも解体費用がはね上がりかねません。

参考 水回りのリフォーム費用や価格の相場は? ハピすむ
注意
間仕切り壁のなかには、建物を支える役割を果たしているものが存在します。そのため、建物の耐震性に関わる間仕切り壁は解体撤去できません。間仕切り壁の解体可否は外見だけで判断できないケースも多いため、専門業者に確認してもらうのがオススメです。

間仕切り壁解体後の修復・仕上げ費用を見てみよう

間仕切り壁を解体撤去しただけでは、部屋の境目がみすぼらしくなったり、天井や床に統一感がなかったりします。 そのため、間仕切り壁の撤去跡には、引き戸の取り付けやキレイにする仕上げ作業が必要です。

引き戸やドアを取り付ける

再度、サイトAの間仕切り壁の解体費用相場を確認しましょう。

リフォーム内容 費用相場
壁撤去の方法 電気工事
撤去のみ なし 5万~6万円
あり 8万~10万円
撤去+引き戸の設置 なし 20万~25万円
あり 23万~29万円
参考 【プロが教える】壁を撤去するリフォーム費用はいくら? リフォームガイド

黄色で表示した部分の差額15万~19万円が引き戸の設置費用です。 電気工事ありの場合でも、同様の計算結果になります。 また、サイトBでは引き戸の設置費用を以下のように見積もっています。

工事内容 費用相場
壁の撤去・解体・処分 3万~5万円
建具枠取付け・補修工事(床の補修も含む) 5万~8万円
建具取付け 5万~15万円
壁・天井クロス貼替え 6万~15万円
電気改修・仕上げ 4万~6万円
※「壁を撤去して、引き戸・ドアを設置するリフォーム」より。 参考 壁をリフォームする際の費用はいくらかかる? ハピすむ

建具とはドア・引き戸・窓などを指し、取り付けるのに必要な枠も含みます。 つまり、上表では黄色部分の合計である10万~23万円が引き戸の設置費用に当たります。 ただし、サイトBでは、2部屋を1部屋にするケースに比べて引き戸・ドアを設置するケースの方が「壁の撤去・解体・処分」について3万~5万円程度安くなっている点には注意です。

2部屋の天井・床・壁をそろえる

間仕切り壁を解体撤去したあと、床を一続きにする、天井の高さをそろえるといった方法によって空間に統一感を出せます。 そこで、サイトCの費用相場の表をもう一度チェックしてみましょう。

工事内容 費用
壁撤去 3万~7万円
壁跡修理 1万5千~2万円
床の張り替え(6畳) 3万~10万円
壁紙の変更(6畳) 4万~7万円
天井の張り替え(6畳) 1万5千~6万円
キッチンの垂れ壁の撤去 3万~8万円
コンセントの増設(コンセントの追加) 1万2千~1万7千円
コンセントの差込口の増設(コンセントの口数を追加) 5千円
参考 住宅メーカー元営業マンが失敗しない見積もりの取り方教えます! リフォーム見積もり

2部屋の床・壁・天井をそろえる場合、黄色部分の合計8万~23万円ほどの費用が必要だと分かります。 なお、間仕切り壁の解体費用4万5千~9万円を加えると12万5千~32万円です。 また、サイトBでは費用相場が以下のように設定されています。

工事内容 費用相場
壁の撤去・解体・処分 6万~10万円
床・壁・天井補修 4万~6万円
壁の造作 5万~10万円
壁・天井クロス貼り替え 6万~15万円
電気関係改修・仕上げ 4万~6万円
床高さの調整 10万~20万円
天井高さの調整 4万~12万円
※「壁を撤去して、2部屋を1部屋にするリフォーム費用相場と工期」より。 参考 壁をリフォームする際の費用はいくらかかる? ハピすむ

サイトBの場合、2つの部屋の内装をそろえるのにかかる費用は15万円~31万円、「壁の撤去・解体・処分」まで含めると21万~41万円です。ただし、床や天井の高さを統一する大規模な工事まで行うケースでは、黄色部分の合計で35万~73万円ほどかかってしまいます。

サイト間での比較でも分かるように、リフォームを担当する業者さんによって間仕切り壁の解体費用は大きく異なります。工事の内容次第で数十万円単位で変化するので、解体費用を抑えるには複数の業者さんに見積もってもらいましょう。

オススメのリフォーム業者を紹介

間仕切り壁の解体撤去できるリフォーム業者さんは多数存在します。知名度が高い業者さんのみならず、あんしん解体業者認定協会でも優良な業者さんを紹介しています。

リノベる。

「リノベる。」のトップページ

引用元:リノベる。

中古住宅のリノベーションを手掛ける業者さんです。日本全国に展開していて、特に中古マンションのリノベーションを多数手がけています。間仕切り壁の解体撤去により、コストカットを重視した施工も可能です。上記サイトでは300件ほどの施工事例を掲載しており、バリエーションが豊富なので見ているだけでもワクワクします。各箇所の写真と間取り図面付きでBefore&Afterを紹介しているので、変化がとても分かりやすいです。

スタイル工房

「スタイル工房」のトップページ

引用元:スタイル工房

東京都と神奈川県に展開している業者さんです。社内に施工管理スタッフを抱えていて、すべて自社で工事しています。戸建てもマンションもバランスよく手掛けており、施工事例も300件以上を紹介しています。

「ちょこっとだけリノベーション」で間仕切り壁の解体撤去を依頼すれば、小規模なリフォームにとどめて費用を抑えられます。

間仕切り壁撤去を含めた内装解体を手掛ける業者紹介

リフォーム業者さんは、上記のような大規模なところ以外にも数多く存在します。 そこで、あんしん解体業者認定協会では、間仕切り壁の解体撤去を含めた内装解体を手掛ける業者さんを紹介しています。 当協会にご連絡していただいた場合、以下のメリットがあります。

  • 当協会の登録基準を満たした業者に依頼でき、高品質な工事が受けられる
  • 広告費をかけない代わりに、解体費用を安くしている業者を見つけられる
  • 無料で複数社から見積書が取得でき、無理なくリフォーム費用を抑えられる

すでにお話しした通り、間仕切り壁の解体では、工事後の仕上げや配線・配管の再配置がとても大事です。

ですから、費用を抑えるためには業者さんの比較検討が欠かせません。 業者さんをお探しの際は、ぜひあんしん解体業者認定協会にご連絡ください。

間仕切り壁の解体にかかる費用についてのまとめ

今回は、間仕切り壁の解体にかかる費用を中心にお話ししました。間仕切り壁の解体撤去は、以下の理由により専門業者に頼むべきです。

  • 見積金額と工期の目安が分かる
  • 耐震性や配線・配管等に関する問題の発生を避けられる
  • 間仕切り壁の撤去後、キレイに仕上げてもらえる

また、間仕切り壁の解体撤去といった内装解体は、業者選びが大切です。特に、間仕切り壁を壊したあとの仕上げも大事なので、費用を抑えられるように複数社から見積書を取得しましょう。あんしん解体業者認定協会は複数の業者さんを無料で紹介していますので、どうぞご連絡ください。

間仕切り壁を無くせば、建物の解放感が一気に高まります。長く住みたいお家なら、のびのびできる空間をぜひ取り入れましょう!!

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