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固定資産税の支払いは義務?!不動産を相続したら確認すること

相続

不動産を相続したり購入した場合、翌年から固定資産税を納めていかなければいけません。「親から不動産を相続したけど、固定資産税なんてよく分からないし不安だぁ..」という方は、この記事を読んで、固定資産税っていつ払うの?、どうやって決まるの?、払わないとどうなるの?という素朴な疑問を解決しましょう!

固定資産はいつ払うの?

カレンダー

固定資産税は1月1日時点で不動産を所有している人に、1年分がまとめて請求されます。極端な話をすると1月2日に不動産を取得した場合、起点となる1月1日を過ぎているのでその年の固定資産税を納付する必要はありません。また、固定資産税は、登記簿に所有者として記載されている人に請求が来ます。

固定資産税を支払うタイミング

固定資産税の納付は年4回の分割納付が基本です。ただし、納付期日などの細かい日程は各市区町村によって異なります。

また、納付に必要な払込用紙が届くのは春頃(3月~4月)です。一括納付用と分割納付用がまとめて届くので都合に合わせて納付しましょう。

固定資産税はそもそもどうやって決まるの?

電卓と家

固定資産税の金額は具体的にはどのようにして計算されるのでしょうか?少し詳しく見てみましょう。

固定資産税の計算方法

固定資産税は固定資産税評価額に1.4%を掛けて計算します。

【固定資産税の計算方法】
固定資産税評価額 × 1.4% = 固定資産税額

固定資産税評価額:実際の値段や相場ではなく、各市町村が管理している台帳に登録されている金額。固定資産税評価額は3年に一度、総務大臣が定めた評価基準を元に計算する。

固定資産税評価額を確認する方法は、納付書に添付されている課税明細から確認する方法と、固定資産税評価額が登録されている台帳を閲覧する方法が一般的です。
ただし、台帳を閲覧する場合は申請の手続きが必要です。詳しい方法は各市町村で確認して下さい。

固定資産税とは別にかかる税金(都市開発税)

都市

固定資産税とセットでよく見かけるのが都市開発税です。都市開発税は対象の地域のみ納付する必要があります。

都市開発税の計算方法

都市開発税は固定資産税評価額に制限税率というものを掛けて計算します。制限税率は上限内であれば各市町村が自由に決めることができます。ちなみに、上限は0.3%です。

【都市開発税の計算方法】
固定資産税評価額 × 最高 0.3% = 都市開発税

固定資産税って安くなるの?

セール

実は固定資産を安くするために、不動産所有者のほとんどが利用している制度があります。ここからは、固定資産税が安くなる特例措置について紹介します。

不動産の固定資産税が安くなる特例措置

固定資産税が安くなる特例措置とは、所有する土地の上に居住用の家屋が建っている場合、土地部分の固定資産税評価額が最大で6分の1(都市開発税は最大で3分の1)まで下がるというものです。
この制度のポイントは3つです。

  1. 土地の上に居住用の家屋が建っている
  2. 建物部分は通常計算
  3. 土地部分が安くなる

3つ目のポイントをもう少し詳しく解説します。まず、先ほど紹介した固定資産税の計算方法を思い出して下さい。
固定資産税の計算方法は「固定資産税評価額 × 1.4% = 固定資産税額」でした。
このうち固定資産税評価額が6分の1まで安くなると計算式は以下のようになります。

【特例措置を利用した場合】
固定資産税評価額 × 1/6 × 1.4% = 固定資産税額

例えば、固定資産税評価額600万円の土地だった場合、特例措置を利用しないと固定資産税額は8万4千円ですが、特例措置を利用すると1万4千円です。なんとその差は6倍です。

特例措置が使える範囲

特例措置で固定資産税が6分の1になるのは200平米(約60坪)までです。200平米を超える部分については3分の1まで軽減されます。

居住用家屋の有無 200平米まで 200平米以上
家屋あり 1/6 1/3
家屋なし 全額 全額

特例措置は忘れずに申告?

特例措置は何もしなくても適用されているのが当たり前だと考えている方が多いようですが、実際、申告がなかっため数年に渡って通常の固定資産税を収め続けていた。という事例があります。中には裁判にまで発展したケースがあるので不安な方は特例措置が適用されているか確認してみて下さい。

固定資産税を払わないとどうなるの?

悩む

固定資産税は不動産の所有者の義務です。払わないと当然ペナルティが生じます。

固定資産税を滞納すると…

固定資産税を払わないと遅延金が固定資産税に加算されます。遅延金の金額は支払い期日を過ぎて1ヶ月までの期間と1ヶ月以降で違います。

支払い期日後1ヶ月以内 支払い期日後1ヶ月以降
遅延金 特例基準割合+1% 特例基準割合+7.3%
平成30年度 2.6% 8.9%

固定資産税の金額がおかしいと感じたら

不動産を所有する以上、固定資産税を納めるのは仕方がないとして、実際通知されている金額が正しいのか不安に感じる方は多いようです。「特例措置の適用漏れはないか」「家屋調査は正しく評価されているか」など、絶対に間違いがないとは言い切れませんよね。そこで、固定資産税の金額に疑問や不満がある場合は、審査の申し出をすることができます。審査の申し出ができるのは納税通知を受け取ってから60日以内です。

相続した家の固定資産税はどうなるの?

名義変更

親が他界して不動産を相続したけど、固定資産税の請求が来ていない…という場合、不動産の名義変更が正しく行われていないため、管轄の市町村が所有者を把握できず、前の所有者に宛てて固定資産税の通知が送られている場合があります。不動産を相続したら、名義変更は忘れずに行いましょう。
また、固定資産税に未納がある場合はどうなるの?という疑問もあります。固定資産税が滞納されていた場合、不動産の相続人に支払い義務が生じます。固定資産税も一緒に相続されるというわけです。

まとめ

不動産を所有する限り、固定資産税の支払いは避けられません。不動産を相続したら名義変更は済んでいるのか、家屋がある場合は特別措置の適用がされているのかの2点はしっかり確認しておきたいですね。