【深谷市の解体工事】解体工事の失敗がきっかけ!良い解体業者が見つかった理由とは?

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私は両親が亡くなった後、実家の建物を相続しました。

それからしばらく実家に住んでいましたが、その後新築を建てました。それから約2年、実家は空き家の状態でした。

別の機会に、弟が「新築を検討している」と相談してきました。まだ、土地の購入など何も決まっていない状況だった為、実家の建っている土地に新しく家を建てることを薦めました。

弟は大手ハウスメーカーで新築を検討して、実家の取り壊しは別の業者に依頼しようと考えていました。そこで、私は自分が新築をした時の経験を活かして、解体工事の手伝いをすることにしたのです。

解体工事で失敗した経験。弟に私ができること。

今回私がなぜ、弟の新築に協力しようと思ったのか?それは、私の新築工事の際に解体工事で失敗した経験があるからです。

できるだけ工事費用を抑えようと、当時自分で解体業者を探しました。知人も新築を建てたばかりでインターネットで解体業者を見つけたと聞いたからです。

そこで私もインターネットで解体業者の紹介サイトを探して工事の依頼をしました。

すると、そのサイトから紹介された解体業者は、後日すぐに解体工事の見積書を提出をしてくれました。工事の金額は依頼していたハウスメーカーの解体業者よりも安かった為、私はすぐに依頼をしたのです。

今思うとこれが失敗だったのかもしれません。

いざ、解体工事が始まると業者は近隣の方へ挨拶をしていなかった為、「解体工事の音がうるさい」「砂埃がひどい」「地響きで落ち着かない」など、クレームが跡を絶ちませんでした。

その際、解体業者は親身な対応をしてくれず、私自身が近隣の方へ謝罪に回りました。

それだけではなく、解体工事中は「予想以上に樹木の抜根が多かった為16万円の追加費用が必要です」と言われました。

「解体工事の見積書の金額で契約をしたではないですか?」と解体業者をつっぱねたところ、「支払いができないのであれば、処分できない樹木を敷地に残すしかない」と言われました。

私は、その後の新築に影響が出来ることが嫌だった為に追加費用を支払ったのです。

そのような経験から、今まで過ごしてきた実家の取り壊しでは「近隣の方に迷惑をかけたくない」「弟には私と同じ経験をさせたくない」と思ったのです。

解体工事のいろいろな悩みや相談に乗ってくれました

弟も私の解体工事の失敗を知っていました。そのため、当初は解体工事をハウスメーカーが紹介してくれるところで行うつもりでいたそうです。

しかし、いざハウスメーカーからもらった見積書を見て「やっぱり出来るだけ費用を抑えたい」と考えが変わり、私に相談をしてきたようです。

相談を受けた私は、まずインターネットで解体業者を見つけて成功を収めた知人に連絡をしました。その知人が依頼した業者であれば、間違いない対応をしてくれるであろうと思ったからです。

しかし、知人からの返事は残念なものでした。知人は依頼した解体業者に連絡をしてくれたのですが、大規模な解体工事に入っており、半年近く他の工事に入ることができないというお話でした。

そこで知人が依頼した紹介サイトについて詳しく聞いたところ、連絡先と担当者の名前を教えてくれたのですぐに連絡をしました。

埼玉県のエリアの担当者の方とお話をしましたが、以前私が依頼した紹介サイトとは違い本当に解体工事のいろいろな悩みや相談に乗ってくれました。

ただ、どんなに紹介サイトの担当者がしっかりしていても、紹介された解体業者が私の依頼したようなところでは意味がありません。なので、私は見積りを取るための現場の確認調査に立ち会うことにしました。

こんなにしっかりとした解体業者もいるのか……私は工事内容に感心してしまいました

数日後、実際に紹介された業者は実家に来てくれました。

まず、約束した時間よりも5分前に到着し、しっかりとした挨拶をして名刺を渡してくれました。私はこの時点で私が依頼した解体業者とは違うと感じました。

その業者は、建物の大きさを測った後に敷地内の確認をしました。その際、樹木やブロック塀の撤去範囲の確認をしてくれました。また、その際に工事の施工方法などもわかりやすく説明をしてくれました。

「こんなにしっかりとした解体業者もいるのか……」と、感心したのと同時に後悔もしました。もし、この解体業者に依頼をしていたならば近隣の方に迷惑をかけず、何事もなく解体工事を終えることができたのではないか、と。

現場でお会いしてから4日後に、工事現場に来てくれた解体業者から見積書が届きました。解体工事の見積書はしっかりと細かく項目が分かれており、手書きで建物の大きさや撤去範囲の記された紙も一緒に同封されていました。

ただ、これだけしっかりとしていても、弟の依頼しているハウスメーカーよりも高額では意味がありません。そこで、私は弟に見積書を渡しました。

結果的にその解体業者は、ハウスメーカーが紹介してくれたところよりも17万円ほど安かったそうです。

弟は、私が工事現場でお会いした解体業者に依頼することを決めました。

私も弟も近隣の方も満足のいく解体工事でした

弟と解体業者が契約をしてから約1か月後、解体工事が開始されました。

この解体業者は、解体工事が始まる前にしっかりと近隣の方々に挨拶をしてくれました。その光景を見て弟も安心をしたそうです。

実際の解体工事は手作業で建物の内部から壊していきました。

内壁が撤去され柱が剥き出しになった室内の様子

室内の解体工事が終わると次は重機を使用して工事は進められました。

専用の重機を使って建物を取り壊す様子

解体工事が始まってから1週間程で無事に工事は終了しました。弟から解体工事が終わったという連絡を受け、私も現場へ見に行きました。

重機で転圧を掛けて整地した後の更地

工事中は、少し雨も降っていた為に地面は少しぬかるんでいる状態でしたが、きれいな更地になっていて安心したのを覚えています。

無事に工事が終わったことを確認した私は、お世話になっていた近隣の方に改めて挨拶に行きました。すると「音が大きく出る作業の日は、朝一番に説明しに来てくれたわよ。本当に親切な解体業者さんだったよ」と言ってくれました。

近隣の方とお話をして改めて、私も弟も近隣の方も満足のいく解体工事だった、と思いました。現在、弟の新築工事は無事に進んでいます。

私は、解体工事の失敗と成功の両方を経験しました。改めて、今回の解体工事を振り返ってつくづく思います。

良い解体業者を選ぶには、見積書の金額だけでは判断することができない。しっかりと現場でお会いして、その会社の方と実際にお話をしてみないとわからないと思いました。

最後に、長年過ごした実家の取り壊し工事が無事に終わって何よりほっとしています。

この記事は埼玉県深谷市の高倉さんから承諾許可を頂いた上で掲載いたしております。

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