群馬県伊勢崎市 有限会社コイケ
代表 小池智様
専務 中道亮様
近隣挨拶を徹底、工事中もご近所への配慮を忘れない

スタッフ
本日お伺いした現場では、大規模な店舗を解体していますね。
コイケ様は普段から大きな建物を解体しているのでしょうか?
小池様
最近はコンビニやパチンコ屋さんといった店舗の解体工事も増えていますが、ご依頼の7~8割は木造住宅ですね。
大手ハウスメーカーが建てた軽量鉄骨造の住宅も手掛けています。
スタッフ
木造住宅がメインということは、個人のお客様からご依頼いただくことが多いのでしょうか?
小池様
工務店さんや建築会社さんからもよく相談を受けますが、やっぱり個人のお客様の方が多いですね。
口コミなどで直接ご依頼をいただくこともあります。
スタッフ
お客様からすると、できるだけ口コミで評判の良い業者さんに工事を依頼しようと思いますからね。
お客様に良い印象を持っていただくために、何か努力なさっていることはありますか?
小池様
できるだけ柔らかい物腰で、お客様と接していますね。
お客様に会って、数秒で打ち解けられるのを理想としています。
スタッフ
確かにお話ししていて、とてもお優しい感じが伝わります!!
解体工事は分からないことが多いでしょうし、小池様のように気軽に相談できそうな業者さんを選びたいと思うお客様は多いと思います。
小池様
もちろん会った瞬間だけでなく、ご依頼いただいた後も心から気に入ってもらえるように色々努力をしていますよ。
例えば、基本的なことですが工事に入る前の近隣挨拶を徹底していますね。
現場周辺や2、3件離れたご近所さんに直接伺って、「○月○日~○月○日まで解体工事を予定しています。ご迷惑をおかけします」と頭下げて伝えて、タオルをお渡しします。
もし、お会いできなかった場合でも、必ず手紙を入れるようにしていますね。
スタッフ
解体工事はどうしても騒音などが出ますからね。ご近所様との関係は大事ですから、近隣挨拶を徹底してもらえると助かります。
対応の良さが口コミでの高評価につながっているのですね。
小池様
あと、工事の時間帯もかなり気を配っています。暗くなってきたら工事はしません。
スタッフ
それは、振動や騒音でご近所迷惑にならないように、でしょうか?
小池様
はい。ただ他にも理由があります。
例えば、火花が出るような工事をした直後に現場から誰もいなくなると、隠れた火種がもとで火事になる危険があります。
また、暗くなってからだとキチンと清掃できないので、ご近所さんに迷惑をかけてしまいますから。
スタッフ
解体工事中も、ご近所に対する配慮を徹底していらっしゃるのですね。
現場の整理整頓や分別作業も丁寧ですし、周りから見ていても本当に気持ちが良いです!!
多くのお客様に親しみを抱いていただける会社を目指す

スタッフ
どのようなきっかけで解体業を始めたのですか?
小池様
きっかけは1台のトラックですね。もともと、父である先代の社長が古物商の仕事で使っていました。
時代とともに古物商だけでは生活が苦しくなったので、トラックが役立つ解体工事をやってみることにしたんですよ。
スタッフ
トラックがあるといっても重機はないわけですし、大きな決断でしたね。
解体工事を始めた後は順調でしたか?
小池様
そうですね。だんだん仕事が増加して、従業員や重機、トラックが増えていきました。
事務所が手狭になり法人化もしたので、2007年頃に前橋市から伊勢崎市へ会社を移転したんです。
スタッフ
そうなんですね。
移転先に伊勢崎市を選んだのはなぜですか?
小池様
人通りがあって、会社の看板を掲げれば認知度が上がりそうな絶好の場所が、伊勢崎市にあったからです。
実際に、移転後は工務店さんや個人のお客様から電話をいただけるケースがさらに多くなりました。
ありがたいことに、仕事量が格段に増えましたね。
スタッフ
会社の場所も認知度アップにつながったのですね。
一般のお客様に馴染みのある解体業者さんって、なんだか珍しい気がします。
小池様
「コイケ」という会社に多くの方から親しみを抱いてもらえるよう、できるだけオープンにしています。
また、会社のイメージが本当に大事だと思っているので、地元紙やタウンページだけでなくホームページやSNSでも情報を発信しています。
Googleにも写真を載せたりしていますよ。使っている写真はうちの犬ばっかりですけど(笑)
スタッフ
可愛いワンちゃんですね!!
事務所にお伺いしたときに3頭のワンちゃん達に歓迎してもらいました。とても人懐っこいです。
小池様
事務所は自宅でもあり、犬小屋でもありますね(笑)
小池様
名刺にも愛犬たちのイラストを使っています。
解体業者は怖いイメージを持たれやすいので、それを覆したいですね。
解体屋さんらしくない解体屋さんになりたいと思っています。
スタッフ
確かに小池社長にお会いすれば、間違いなく解体屋さんのイメージが一変しますね。
見積書は内容はできるだけ詳細に。手紙を添えて誠意も伝える

スタッフ
見積りを行うときに気を付けていることはありますか?
小池様
見積書の項目を、なるべく細かく書いていますね。
「一式」ではなく、単価と数量を明記した方が、お客様から見て分かりやすいと思いますので。
スタッフ
確かに、何十万円という項目が「一式」でまとめられていると、金額が妥当なのか心配になりますよね。
その点、単価と数量がはっきり分かれば納得しやすいです。
小池様
あと、項目に施工箇所も明示しています。「東側ブロック塀撤去」と書いておけば、「東側は壊すけど北側は残してくれるんだ」と工事をする箇所としない箇所がお客様に伝わりますから。
小池様
また植木については、「伐採はするけど抜根はしない」といったケースもあるので、備考欄に「抜根含む」などとしっかり書いています。
抜根しないと、また木が生えてきたり腐って地中が空洞になったりするから、意外と重要なんですよ。
スタッフ
それほど詳しい見積書を作っていただければ、お客様とコイケ様との間で認識がずれることもありませんね。
解体工事中に見つかる地中埋設物については、どのように対応されているのでしょうか?
中道様
地域の特徴が分かっていれば、ある程度予測を立てられます。
この地域だから多分レンガが埋まっているだろう、とかですね。
ですが、やはり実際に掘ってみるまでは分かりませんので、事前にお客様へお知らせするのは難しいですね。
小池様
もし、工事中に地中埋設物が見つかった場合は、すぐに写真を撮ってお客様に報告し、確認していただいています。
スタッフ
工事後にいきなり追加費用を請求されたら納得できませんからね。せめて地中埋設物が見つかった時点ですぐに知りたいと思います。
見積りで、他に工夫なさっていることはありますか?
小池様
見積書や図面を郵送で送る時に、中道専務が直筆で手紙を書いています。すごい達筆なんですよ。
お客さんから電話で「中道さんからのお手紙、ありがとうございました。とても丁寧な字ですね」とお褒めの言葉もいただきます。
中道様
気軽にご相談いただければと思いながら、一通一通筆をとっています。
スタッフ
丁寧な字でお手紙をいただいたら、万が一何かトラブルが生じても親身に相談に乗ってくれそうな感じがしますよね。とても信頼できます。
スタッフ
今後、会社として何か目標はありますか?
小池様
沿道に会社を移転して十何年とやってきましたが、これからもお客さんと近い距離で商売をやっていきたいなと思いますね。
建設会社さん工務店さん問わず、できるだけお客さんと直接会って話ができるような場所と環境を整えたい。今後も良い付き合いができるようにやっていきたいです。
お客さんに迷惑をかけず、心から感謝してもらえる会社になっていくために、今後も会社の管理、社員教育や資格の取得、経験の積み重ねをしっかり行いたいと思います。
スタッフ
ありがとうございます。
コイケ様がお客様を心から大切に思っていらっしゃることが、本当によく伝わりました。

詳細情報
会社名 | 有限会社コイケ |
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代表者名 | 小池智 |
住所 | 〒372-0815 群馬県伊勢崎市東上之宮町323-5 |
電話番号 | 0120-811-418 |
公式HP | http://www.koikekaitai.com |
営業時間 | 7:00~19:00 |
創業 | 2004年 |
主な解体工事 | 戸建 |
対応エリア | 群馬県、埼玉県、栃木県各全域、東京都東部、茨城県一部、長野県一部 |