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解体工事の追加費用、なぜかかる?発生した時の対処法とは

お金と ?

当初の予定に含まれていなかった費用の事を「追加費用」と言います。
ただでさえ出費の多い解体工事。「覚悟を決めて契約をしたのに、これ以上払うなんて……」と落胆するかもしれません。
それでも、「何にどうしてお金がかかるのか」その不透明な部分を明らかにするだけでも納得して支払えると思います。
また、支払う正当性を理解し、余計な出費はなるべく抑えていきましょう。

1追加費用はなぜ発生するか

解体工事

基本的に、追加費用が発生するのは「不測の事態」が起きたからです。
見積りの際には分からなかったイレギュラーな出来事への対処にお金がかかります。
しかし、事前に調査をすることで前もって把握出来るものもあります。

建物に関する問題

追加費用が発生する原因は主に2つあります。
建物と土地のそれぞれで要因が異なるので、まずは建物に関する原因を見ていきましょう。

養生

養生シート

解体工事では、周囲への騒音やホコリの飛散を防止するために養生シートといった防音シートを張り巡らせます。
このシートにかかる費用を養生費用と言います。
養生シートは使用されるのが一般的なので、見積りに含まれています。
しかし、近隣から騒音による苦情が入った場合はより防音性の高いシートに換える事があるので、その場合の費用負担は依頼主になります。
近隣からの苦情はイレギュラーであると言えるため、こちらの負担は避けられません。

アスベスト

アスベスト

アスベストとは、吸音性や断熱性に優れた鉱物繊維のことで「石綿」とも呼ばれています。
そのため、アスベストはかつて建材として幅広く使われていました。
しかし、長期に渡ってアスベストを吸い続けると肺がんなど、病気の発生リスクが高まる為平成18年に全面的に使用が禁止されたのです。
製造が禁止になって問題となるのが、過去にアスベストを使用した建物です。
アスベストが使用された建物の取り壊しには適切な除去作業が義務付けられており、アスベストのレベルによっては高額な費用がかかります。

アスベストについて詳しく書かれている関連記事はこちら

アスベストの「レベル」とは?アスベストの解体費用はどれくらい?

アスベストの使用については事前調査も可能ですが、調査を行わなかった場合は業者側のミスとは言えなくなります。

残置物

タンス

残置物とは、建物に残った私物のことで家具や家電などが主です。
残置物の処理を業者にお願いした場合は、解体工事費とは別に廃棄費用が発生してしまいます。
しかし、残置物は自分で処理をすることも出来ます

残置物の処理に関する記事はこちら

残置物の処分を自分でやって節約しよう残置物の処分は?解体工事の前に今からできる節約術

また、予想よりも残置物が多かったという理由で費用が上乗せされる場合がありますが、これは契約内容次第では回避出来ることがあります。
詳しくは「支払う正当性」で解説します。

他に壊す物がある

ブロック塀

解体工事を行う際には、敷地を更地にする必要があります。
そのため、敷地内に建物以外に壊すものがあればその分費用は高くなります
例えば塀、樹木、倉庫などを壊す場合はひとつひとつ見積りの際に費用を確認しましょう。

土地に関する問題

次は土地に関する原因です。

道路幅、家の入口が狭い

通路

通常、解体工事には大型の重機を使用します。
しかし、道路や家の入口が狭いと小型の重機を使うか手作業になってしまう為、追加費用がかかります。
入り口や道路に重機が入るかどうかは現地調査の際に分かりますので、ちゃんと確認しておきましょう。

地中埋設物

埋設物

追加費用の代表格として地中埋設物があります。
地中埋設物とは「解体工事の現場に埋まってるもの」を指し「地中障害物」とも言います。
地中埋設物は解体工事を行わないと判明しない上に工事の終盤になってようやく分かるので、最も厄介な項目です。
よくある地中埋設物の種類を4つご紹介します。

建築廃材

コンクリートや木くず、瓦など解体を行った際に出るゴミです。
前回その土地で解体作業を行った際にちゃんと処分せずに埋めてしまったものです。
現在は建築廃材の処分方法が厳しく定められているので埋めることは出来ませんが、昔は瓦礫を埋めた上に建物を建てていました。
廃材は掘り起こさないと分からないケースがほとんどです。

建物の杭や基礎

「杭」とは弱い地盤を支える部分「基礎」とは建物と地盤を繋いでいる部分を指します。
構造によっては杭や基礎が地中深くまで刺さっている事があります。
その場合、撤去に特殊な杭抜き作業が必要になる場合があり、費用は高額です。
ただし、建設時の見取り図などがあれば事前に分かる場合もあります。

井戸、浄化槽

不要になった井戸が埋まっている事もあります。
浄化槽とは生活排水を浄化する設備でタンク状のものが多いです。
浄水層も建設時の見取り図などで事前に確認することが出来ます。

岩石

地中から大きな岩石が出てきた場合には撤去、搬出のために費用がかかります。
岩石は掘り起こさないと分かりません。

2追加費用が発生した場合

困窮

1では追加費用が発生する原因を説明しましたが、基本的に追加費用は「不測の事態」です。
そして何より、地中埋設物は撤去をしないと建設工事の基礎工事に取り掛かれないので必ず撤去する必要があります。
なので、追加費用は解体工事の依頼主が負担しなければなりません。
それでは、実際に追加費用はどのくらいかかるのでしょうか?
実例を参考にしながら、費用相場を確認しましょう。

発生した実例

地中埋設物

以下の画像は、とある解体工事の見積書です。

見積書1

埋設物掘削作業という項目が地中埋設物の処理作業にあたります。。
作業員が2日半をかけて処理をしたので、200,000円の追加費用。
さらに、埋設物を処理するのに215,000円の追加費用です。
埋設物を掘削し、処理をするのに実に40万円以上費やしている事が分かります。
事前の見積書とは別に40万円は高額です。

建物以外の解体

今度は建物以外の解体を行った見積書です。

見積書2

「付帯工事」の4項目が追加費用です。
万年塀の撤去処分が4t分で60,000円。
土間コンクリート撤去処分が20t分で250000円。
樹木、枯木撤去処分が4t分で70,000円。
ブロック塀は一式で10,000円の費用が発生しています。
塀や樹木などの建物以外の取り壊しで費用がかかっている事がわかります。
このケースの合計は39万円です。
土間コンクリートの処分が25万円と高額ですが、土間コンクリートとは玄関や駐車スペースに使用するコンクリートの事です。
耐久性に優れ凹凸が無いのが特徴で、ガソリンスタンドの床面も土間コンクリートです。
地中埋設物と違って建物以外の解体物は事前に現地調査を行えば判明しますので、しっかり調査を行った上で契約したいですね。

支払う正当性

通帳 

ここまで、追加費用を支払うのは避けられないとお伝えしました。
しかし、どうしても納得できない場合もあると思います。
業者の言い分に正当性が無い場合は、支払いの義務は発生しません。
どのようなものがあるか見ていきましょう。

測定ミス

「建物が思ったより大きかった」など明らかに解体業者の過失で追加費用を請求された場合、一般的に支払いの義務はありません
一度見積りを出して契約をしているので、相手の過失の場合は正当性を訴えましょう。

残置物の契約

「残置物の量が予想より多かった」という理由で追加費用を請求される事もあります。
しかし、その時は契約書を確認してください。
「残置物一式30万」と書かれていた場合、どれだけ多くても少なくても一式30万という意味なので「予想より多かった」という言い分は通用しません。
逆に「20㎡あたり30万」と書かれていた場合は、処理をした量だけ支払う義務が生じます。

3追加費用を回避するには

理解

解体工事の追加費用の原因は、目に見えない部分が多く予測出来ない事があります。
ですが、事前に調査をすることで明らかになるものもあります。

現地調査を行う

現地調査を行わずに概算で見積りを出すと、当然予定していた費用とは異なります。
現地に赴いて調査を行う事で建物以外に取り壊すものや残置物の量も分かりますので、不測の追加費用を防ぐ事に繋がります。
施主は現地の見積りに立ち会えますので

  • 「どこまで壊すのか」
  • 「残置物の処分にはいくらかかるのか」
  • 「埋設物が出てきた時の費用はどのくらいか」

以上の要素をしっかり業者とすり合わせるのがベストです。
契約をする時も事前調査をしっかり行って出された見積書の方が安心出来ますよね。
この際、複数の解体業者から見積りを取ってもらう相見積りが一般的です。

情報の共有をする

追加費用がかかるかもしれないからと、知っている情報を隠してはいけません。
あなただけが知っている情報がある場合は、正直に話す事が重要です。
例えば、築年数が長い建物であるならアスベストが使用されている可能性が高い為、事前調査の提案をしましょう。
以前の建物の図面、仕様書などがある場合も地中埋設物の予測がしやすくなる為、業者に提出するのがベストです。
お互いが信頼できる関係を築き、工事をスムーズに進めましょう。

4まとめ

業者

解体工事の追加費用は時として避けられないものです。
解体業者からしても把握できない部分はあり、地中埋設物など予想外の要因はある種仕方ないと言えます。
しかし、中には把握出来るものもあるので事前調査と見積りを確認する事が重要です。
トラブル無く工事を終える為に、まずは複数の優良な解体業者から見積りを取ってもらいましょう。
でも、「どの解体業者が良いか分からない……」「ひとつひとつの業者に連絡を取るのは面倒」と思った方は是非、解体無料見積りガイドにご相談ください。
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