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基礎解体費用は高額?事前に判明する方法も解説

ベタ基礎

家には必ず、土台となる「基礎」があります。
家を解体する時は、基礎も解体しなければなりません。

しかし、基礎の構造部分は工事の終盤にならないと分からない場合がほとんどで、基礎の構造によっては「追加費用」が発生する可ケースがあります。
そのため、急に予想外の費用を請求されて困ってしまう依頼主もいます。

「基礎」とは一体何なのか。
「基礎解体」にはどれだけの費用がかかるのか。

一緒に見ていきましょう。

1「基礎」って何?

基礎」とは建物の最下部に作られた、建物を支える為の土台の事です。
全ての家で施工されており、基礎が無いと建物の沈下、傾き、倒壊などを引き起こす原因になります。

そして、基礎には主に3つ種類があり、基礎の種類や状態で解体費用が変わります。

基礎の種類

布基礎

布基礎
引用:アップコン | 「べた基礎」と「布基礎」の違い

布基礎は、解体工事において最も一般的な基礎の構造です。

布基礎は、建物の壁に沿って逆T字状の鉄筋コンクリートを打って作られます。
また、建物の面部分には「防湿コンクリート」を使用します。
防湿コンクリートは、鉄筋ではなく薄い層から成っているコンクリートなので、耐久性や安定度は他の基礎に劣ります

主に木造建築で地盤の強い土地で採用され、施工も解体も比較的安価に抑えられるのがメリットです。

ベタ基礎

ベタ基礎

引用:アップコン | 「べた基礎」と「布基礎」の違い

ベタ基礎は、床下一面に鉄筋コンクリートを打って作られます。

布基礎との大きな違いは「強度」です。
布基礎は建物の壁に沿ってコンクリートを打つのに対し、ベタ基礎は壁部分だけでなく床下全てをコンクリートで覆います

そのため地盤に接する部分が多く、建物の負荷が分散されるので安定度、強度に優れます
地盤が軟弱だったり、建物の質量が大きい場合にはベタ基礎が採用される事が多く、さらに地面からの湿気やシロアリの侵入を防ぐ効果もあります。

地盤の緩い土地や重量が大きい木造建築で採用される事が多く、優秀が故に施工や解体時の費用は高額です。

杭基礎

杭基礎

引用:香川建設技術センター | 杭基礎の計画と設計

布基礎、ベタ基礎と同じく建物を支える役割を担いますが、施工方法が大きく異なります。
杭基礎は、コンクリート製の杭を地中深くまで打ち込んで作ります

耐久性、安定性はベタ基礎よりも優れており、鉄筋コンクリート造の建物や地盤が特に緩い土地などで採用されています。。
そのため、新築を建てる場合は、地盤を崩さない為に新しく設置する杭基礎以外の古い杭基礎を残しておく場合もあります。

参考 杭抜き工事は絶対に必要ではない!杭抜き工事の基礎と相場について | 不動産の読み物

施工の基準

現在、建築の際に主流となっているのは「ベタ基礎」ですが、地盤の強さによって採用される基礎は異なります。
また、国土交通省が定めた基準では以下のように記されています。

第一 建築基準法施行令(以下「令」という。)第三十八条第三項に規定する建築物の基礎の構造は、次の各号のいずれかに該当する場合を除き、地盤長期に生ずる力に対する許容応力度(改良された地盤にあっては、改良後の許容応力度とする。以下同じ。)が一平方メートルにつき二十キロニュートン未満の場合にあっては基礎ぐいを用いた構造と、一平方メートルにつき二十キロニュートン以上三十キロニュートン未満の場合にあっては基礎ぐいを用いた構造又はべた基礎と、一平方メートルにつき三十キロニュートン以上の場合にあっては基礎ぐいを用いた構造、べた基礎又は布基礎としなければならない。

引用元:国土交通省 | 建築物の基礎の構造方法及び構造計算の基準を定める件

国土交通省が定めた基準を図にすると以下の通りになります。(ニュートンはkN/㎡で表しています)

20kN/㎡未満 基礎杭
20kN/㎡以上kN/㎡未満 基礎杭orベタ基礎
30kN/㎡以上 基礎杭orベタ基礎or布基礎

地盤が耐えられるニュートンの数値が低いほど、地盤は緩くなっています。
そのため、20kN/㎡を下回る緩い地盤では、頑丈な杭基礎を使用しなければなりません。

しかし、30kN/㎡を上回る頑丈な地盤なら、布基礎を選択する事も出来ます。

基礎解体工事は必要?

わからない

基礎解体の費用は高額です。
また、基礎の構造によって費用は大きく変わります。
そして、工事の途中で判明する場合が多いので「本当に解体が必要?」と考える方も多いです。

しかし、基礎をそのままにしておくと、せっかく解体工事をしても土地の価値が下がってしまいます
売りに出す事は可能ですが、基礎が残っている土地に買い手が付く可能性は極めて低いです。

また、新築を建てる場合も以前の基礎が残っていると着工が遅れる原因になります。
そのため、基本的には基礎解体は必ず行うものだと考えてください。

2基礎解体の費用はなぜ高い?

お金がかかる

基礎の種類や状態にもよりますが、基礎解体の費用は高額です。
では一体なぜ高くなってしまうのか。
実際の見積書も確認しながら見ていきましょう。

基礎解体が高額なワケ

基礎の構造によって、解体費用は大きく異なります。

解体費用の大きさ
布基礎<ベタ基礎<杭基礎

費用が異なる理由は「解体の手間」と「処分費用」です。

ベタ基礎は、床面を全てコンクリートで覆っているのでコンクリートがらが大量に出てきます。
さらにコンクリートと鉄骨を分解する作業もあるので、人件費と処分費が高額になってしまいます。

また、杭基礎の解体には「くい抜き工事」と呼ばれる特殊な作業が必要になるので、最も高額となります。

実際の解体費用を見てみよう

それでは、実際の見積書を元に解体費用を見ていきましょう。

布基礎

布基礎

1㎡につき1500円、50.3㎡の布基礎を解体したので75,450円です。

また、多くの場合は布基礎を基準に見積書を作成するので、「建物解体工事」とまとめて記載している場合もあります。

布基礎2

28坪の建物と布基礎を解体して1,160,126円、と表記されています。

ベタ基礎

ベタ基礎1

基本的に、見積書は布基礎で概算を出しているので、ベタ基礎だと判明した場合は「追加費用」がかかります。
右端の備考欄に記された「あった場合」とは「最初は布基礎前提で計算するけど、ベタ基礎だった場合はこのくらいの費用だよ」の意です。

1㎡につき6000円と、布基礎よりも高価になっています。
上記の工事では134㎡のベタ基礎を解体したので804,000円です。

見積書にの記載方法に決まったルールはなく、㎡単位ではなく一式で請け負う業者もあります。

ベタ基礎2

杭基礎

杭基礎

杭基礎の解体工事には、「杭抜工事」と呼ばれる特殊な工事が必要で、費用が高額になります。
1本の杭を抜くのに35,000円。上記の工事では25本の杭を抜いたので875,000円です。

杭抜き工事は高額なので、本数や解体業者のよっては100万円を超える場合もあります。

3事前に基礎解体費用が分かる?

判明

実際の見積書を見ても、基礎解体の費用は高額だと分かります。
工事の終盤になって、高額な追加費用を請求されるのは困りますよね。

でも、事前に基礎解体費が判明する場合もあります。
突然の追加費用を避けるために、私達が出来ることを見ていきましょう。

見取図・現地調査

家 調査

まず必要なのは建物の「見取図」です。
見取図は、建物の施工業者に連絡をすれば用意して貰えます。

見取図に何の基礎がどのくらい施工されているかが記されている場合、解体業者に見せるだけで判明するケースもあります。

また、現地調査も有効です。
少し掘り起こして基礎の種類や状態を確認出来る場合もあるので、解体業者に聞いてみましょう。

複数の業者に見積りを

業者

事前にベタ基礎や杭基礎が判明した場合、やはり費用を抑えたいですよね。

そこで、複数の解体業者から見積りを取ってもらう「相見積り」が有効です。
相見積りを行う事でより良い条件で解体工事を行えます。

しかし、「どこが良い解体業者か分からない……」「複数の業者に連絡するのは面倒……」と考える方も多いと思います。

当協会が運営している「解体無料見積りガイド」では、厳しい審査基準を通過した優良な解体業者を、3社同時に無料見積りが出来ます。

見積書の金額や内容を比較する事で、解体費用を抑えたスムーズな工事に繋がるので、ぜひお気軽にご相談ください。

見積もりガイド

4まとめ

家とお金

基礎工事は高額なので、工事の終盤に予想外の請求をされると落胆してしまいます。

なので、事前に判明出来る場合はしっかりと調査、見積りをしてもらう事が大切です。

また、基礎工事以外にも「追加費用」になり得る原因は沢山あります。
事前に知っておきたいと思った方は、追加費用について書かれた下記の記事も合わせてお読みください。

お金と ?解体工事の追加費用、なぜかかる?発生した時の対処法とは 「追加費用」とは?避けられない請求内容の意外な項目