今回、長年貸家として使用していた宮城県仙台市にある建物を撤去することになりました。
建物は48坪の木造住宅で、築40年程経過しており、大分老朽化してきたことと、賃借人の退去が決まったことがきっかけでした。
共同名義の建物・土地による兄との意見の相違
仙台市の建物と土地は私と兄の共同名義だったのですが、解体後の土地の利用方法について意見の相違がありました。
現場の近くには高校や大学がいくつもあり大きな病院もあったので、私はアパートを建てて、アパート経営をするか月極駐車場にしたいと思っていました。しかし兄は当時70歳と高齢だったこともあり、更地にしてすぐに売ってしまいという希望がありました。
解体後の予定はまとまっていない状況でしたが、まず解体工事の費用にいくら掛かるか知りたいという思惑は一致していたので、見積もりを取ることになりました。
インターネットで調べたサイトで見積もりを依頼
兄はパソコン操作がまったくできないアナログ人間だったため、私がインターネットで色々調べて「あんしん解体業者認定協会」のサイトに問い合わせをしてみました。
そこで3社の業者を手配してもらうことになりました。私も兄も他県に住んでおり立ち会うことが出来なかったのですが、解体業者の方にはそのまま仙台市の現地を確認してもらうことができ、安心しました。
駐車場にする可能性があったので、見積書は「更地状態のまま」、「アスファルト舗装をした場合」、「砕石を敷いた場合」の3パターンを出してもらいました。
1度見積もってもらうも、一旦保留に…
解体業者3社の見積書が郵送で手元に届きました。
立ち合いをしていないので、見積書の内容や金額での検討になってしまいますが、1社だけ少し費用が安い解体業者がいました。他の2社は同じくらいの費用でしたが、3社ともある程度予想していた費用内に収まっていました。
当然一番費用が安かった解体業者で話を進めて行こうと思っていたのですが、兄の意向でまず建物付きのまま土地を売りに出すことになってしまいました。
解体業者の方には申し訳なかったのですが、解体工事の話が一旦保留となってしまいました。
仙台市の建物の解体工事を決断するまで
建物付きで仙台市の土地を売りに出していたのですが、たまに問い合わせが入る程度で、基本的には何も動きがありませんでした。
その間も見積もりの依頼をしたインターネットサイト「あんしん解体業者認定協会」の担当者さんと、3~4カ月に1回くらいのペースで状況確認や情報提供をして頂いていました。
「土地は売れそうですか?」「この業者さんが今、このタイミングだったら工事空いてますよ」などと長い間検討中だった私たちのことを気遣ってくれました。
ついに解体工事決定。費用は?
そんなとき、解体業者の工事スケジュールに空きがあるタイミングがあり、10万円ほど値引きをしてくれるとのお話をいただきました。
最初に解体工事の見積もりを取ってから1年7カ月が経過していましたが、兄もやっと解体工事をする決断が付きました。
解体工事の費用も136万円と良心的な費用で工事をしてくださることになり、私も兄も納得して依頼しました。
スムーズで丁寧だった解体工事の様子
いよいよ仙台市の建物の解体工事着工です。
まずは建物内部の片付けから始まりました。
建物内部には、残置物が多少残っていました。
今回は追加費用なしでやっていただきましたが、残置物があると費用がかさむことがあるので注意した方がよさそうです。
建物に養生シートを貼っていきます。
養生シートは解体時に埃や破片が周囲に飛び散らないよう防止するためのものだそうです。
こちらは重機で解体をしている様子です。
解体工事の現場が狭いと、作業員の手作業での解体が増えるなどして費用がかさみますが、今回の仙台市の現場は、建物の裏が駐車場でスペースに余裕があり、やりやすい現場だったようです。
すぐに重機も導入できて、スムーズに工事が進みました。
建物があっという間に半分なくなりました。
すべて解体され、出た廃材は分別し、撤去されていきます。
その後、基礎工事を行い、地ならしをしていきます。
解体工事が完了しました
解体工事が無事に終わり、更地になりました。
工事の期間はだいたい8日間で終了しました。
最初の問い合わせから大分期間が空いてしまいましたが、解体工事を完了することが出来ました。
費用の方も最初に提示して頂いた見積もり費用のまま、追加費用等はありませんでした。
工事中は現場を見に行ったりしていないのですが、頂いた写真を見る限り丁寧にやってくれたと思いますので、無事に終わり本当に感謝しています。
もし、また解体をする機会があったら、次も同じ解体業者を選ぶと思います。
他の方にも推薦できる素晴らしい解体業者でした。
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