高知県香美市の解体と改修に関する補助金・助成金

老朽化した家屋は、いざ地震等が起こったときに周辺住民に被害を与えてしまう可能性が高いので、早く処分しないといけませんよね。でも、解体するにはかなりのお金がかかってしまうので困ってしまいます。そこで、高知県香美市では老朽家屋の解体補助金最大約160万円を出しています。

老朽家屋の解体補助金の概要

最初に、老朽家屋の解体補助金の制度概要について触れたいと思います。

対象物件

次の条件すべてに当てはまる建物

  • 緊急輸送道路や避難路を災害時にふさぐ可能性がある、または住宅密集地域にある
  • 延べ床面積30㎡以上
  • 香美市の調査等で、解体すべき家屋と判定された

この老朽家屋の解体補助金は、地震や火災などの災害が起こったとき、倒壊して消防車や避難者の通行の邪魔になったり、通行人をケガさせてしまったりする可能性がある家屋をあらかじめ解体撤去してもらおうとして出しています。
ちなみに、最後の条件は香美市の公的な調査によって判定されます。申請をお考えの段階では、建築年数が相当経ってしまって、柱、壁、屋根、床等々がボロボロになってしまっている建物が対象候補と考えておいてください。

対象者

次の条件すべてに当てはまる方

  • 香美市内にある対象物件の所有者(家族含む)
  • 高知県税や香美市税を滞納していない
  • 暴力団員(関係者含む)ではない

申請は、必ずしも所有者本人でなくてもOKで、所有者の子供等でも対象です。
また、税金の支払いに問題がないことも条件です。心当たりがある方は、香美市に確認してみましょう。

補助金額

補助金額=解体工事費×80%(限度額:1,645,000円。千円未満切り捨て)

解体工事費は、解体費用そのもののほか、解体工事で出たゴミの運搬や処分費用が含まれます。
限度額は1,645,000円ですが、解体工事費の全額が出るわけではありませんので一応注意しましょう。

受付期間

2019年度(平成31/令和元年度)は5月7日(火)~翌年1月31日(金)です。
ただし、受付は先着順です。補助金は予算内で出されるため、予算の上限に達すると打ち切られてしまいます。

老朽家屋の解体補助金の手続き方法

次に、老朽家屋の解体補助金の手続き方法(申請手順や必要書類)について確認しましょう。

☆事前準備

☆交付の申請

交付の決定通知

☆解体工事

☆実績報告

補助金の確定通知

☆交付の請求

補助金の交付

「☆」を付けた部分が、申請者側で何らか動く必要があるところです。順に沿って「☆」を説明したいと思います。

事前準備

申請はいきなりできるわけではありません。対象条件でも触れましたが、香美市等による解体すべき家屋かの判定を受ける必要があります。
まずは香美市に家屋の解体や補助申請について考えていることを相談します。相談を受けて、香美市は現地調査を行い「本当に補助金を出すほど老朽した状態なのか?」を判定します。その結果、補助対象とされた場合に交付の申請が可能です。

また、申請時に解体工事の見積書が必要なので、あらかじめ解体業者に作成してもらいます。手順は、解体業者選び⇒(解体業者の)現地調査⇒見積書作成とお届けです。大体2週間程度かかりますので、計画に余裕をもたせましょう。
ただし、解体業者は優良企業が極端に少ないので、ご自身で解体業者を選ぶのは大変リスクがあります。悪徳業者を引いてしまうと、不法投棄や手抜き工事、不当な追加請求等されてしまいますので、ぜひあんしん解体業者認定協会に解体業者選びをお任せください

交付の申請

準備が整ったら、交付の申請をしましょう。香美市への提出書類が多いので、よく確認してくださいね。

・交付申請書(様式第1号)

〇その他の必要書類
・登記事項証明書等(所有者が確認できるもの)
・身分証明書の写し
・解体工事の見積書(内訳明細付き)
・付近見取図
・工事前の写真
・高知県税と香美市税を滞納していない証明書

必要に応じて、親族等の同意書や戸籍謄本(関係性確認)、委任状等を用意します。
ちなみに、登記事項証明書は登記所や法務局に確認してみてください。

解体工事

交付の申請が通ると交付の決定通知が届きますので、届いた後に解体業者と契約、着工してもらいましょう
この段階では、通常香美市への提出書類はありません(工事に大きな変更が出る場合のみ書類を準備)。ただし、解体業者に工事前、途中、完了後の写真撮影と送付をお願いしておきましょう。特に、工事の完了写真は実績報告時に使います。(工事前と途中の写真は、トラブルが起きたときに備えて撮影してもらいます)

実績報告

解体工事が終わり次第、香美市に工事の実績報告をしましょう。

・実績報告書(様式第7号)

〇その他の必要書類
・請負契約書等の写し
・工事の完了写真
・工事代金の領収書(内訳明細付き)
・マニフェスト(廃棄物管理票E票の写し)

どれも解体業者とのやり取りで用意できます。漏れがないようにチェックしてください。

交付の請求

実績報告後、香美市の書類審査や現地調査等が行われます。問題がなければ、補助金の確定通知が届きますので、届いたら交付の申請をしましょう。

・交付請求書(様式第10号)

請求から数日経つと、指定した口座に補助金が振り込まれます。入金が確認できたら完了です。

以上、老朽家屋の解体補助金の手続き方法でした。
不明点がありましたら、香美市へお問い合わせしてみてください。

香美市役所
防災班
——————————
所在地:〒782-8501 高知県香美市土佐山田町宝町1丁目2番1号
電話:0887-52-8008
FAX:0887-53-5958

また、書類データは以下からダウンロードできます。

香美市公式サイトの見方

さて、話は変わりますが、老朽家屋の解体補助金について調べるなら、運営元の香美市公式サイトの確認は欠かせません。
しかし、市のサイトは情報が多すぎて、目的の情報があるページが分かりにくいかもしれません。そのため、香美市の公式サイトで補助金情報を入手する手順について説明したいと思います。

老朽家屋の解体補助金ページへの行き方

老朽家屋の解体補助金ページの行き方は何通りかあります。全部は紹介できませんので、代表的に1つの方法をお伝えします。

最初に、検索サイト(Google等)で「香美市」と入れて検索にかけましょう。検索結果で表示される「香美市公式ホームページ」をクリックします。

公式サイトのトップページが表示されますので「くらしの情報⇒(防災・災害の)まさかの時に備えて⇒香美市老朽住宅除却事業補助金」の順にクリックしていきましょう。

すると、以下のページが開きます。


引用元:香美市公式サイト

この香美市老朽住宅除却事業補助金が、老朽家屋の解体補助金ページです。

老朽家屋の解体補助金ページの内容

老朽家屋の解体補助金(香美市老朽住宅除却事業補助金)ページには、制度の目的や補助金額などが書かれていますが、中でも重要なのは募集件数と募集期間です。
補助制度を利用したいと思っても、タイミングが合わないと申請自体できません。新年度の開始後に募集も始まりますが、すでにお話しした通り、申請件数が多くて予算の上限に達すると受付が打ち切られてしまいます。「今、申請できるのか? 何か重要な変更などのお知らせはないのか?」を事前に確認しておくのは大事ですよね。

ただ、補助の対象条件等に関しては公式サイトに載っていません。ですので、対象条件については、すでにこの記事でお話しした内容を確認してください。

まとめ

今回は、高知県香美市の老朽家屋の解体補助金についてお話してきました。
解体自体も大変ですから、補助金の手続きがとても面倒に感じてしまうかもしれませんね。でも、解体で最大約160万円の補助金というのは、全国レベルでもかなりの高額です。労力をはるかに超えるメリットがあるので、必ず利用を検討しましょう。まずは、公式サイトを確認のうえ香美市に相談してみてください。



香美市公式サイト:香美市老朽住宅除却事業補助金

解体工事にはお金と時間がかかります。しかし、正確な情報をもとに計画的に進められれば、補助金・助成金も使えて費用をかなり抑えられます。さらに、私たちあんしん解体業者認定協会では、信頼できる解体業者の紹介と正しい情報の発信等しています。迷ったら、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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