富山県射水市では、老朽化などにより倒壊の恐れがある危険な空き家を解体、および解体後に新築を建てる場合、並びに解体後の跡地を購入する場合に、それぞれ費用の一部を負担する「射水市空き家対策支援事業」を実施しています。
なお、各補助金の上限額は最大で30から60万円です。この記事では、補助金額や対象条件などを詳しく解説しているのでぜひ参考にしてみてください。
富山県射水市で利用できる空き家の解体に関する補助制度
富山県射水市では、市内の空き家のうち「住宅地区改良法」の規定により不良住宅と認められた「老朽危険空き家」、および老朽危険空き家に隣接する「隣接空き家」を解体する際に、費用の一部を負担する取り組みを行っています。
支給金額と申請期限
対象になる補助金は、老朽危険空き家を解体する際の費用を一部負担する「老朽危険空き家解体補助金」と、老朽危険空き家に隣接した空き家を同時期に解体する際の費用を一部負担する「隣接空き家解体補助金」があります。
それぞれの補助金額は以下の通りです。
補助金名 | 補助金額 |
---|---|
老朽危険空き家解体補助金 | 解体工事に要する費用の4/5 (限度額50万円) |
隣接空き家解体補助金 | 解体工事に要する費用の1/2 (限度額25万円) |
さらに、上記補助金を利用して更地になった土地に新しく新築(増築)を建てる際は「新築住宅等補助金」、当該の更地を購入する際は「跡地購入補助金」が利用できます。
それぞれの補助金額は以下の通りです。
補助金名 | 補助金額 |
---|---|
新築住宅等補助金 | 新築または増築に要する費用の1/2 (限度額60万円) |
跡地購入補助金 | 跡地の購入に要する費用の1/10 (限度額30万円) |
なお、補助金の申請期間は明示されていません。ご利用を検討されている方は担当窓口にてご確認ください。
申請の条件
各補助金の対象となる条件は以下の通りです。
「老朽危険空き家解体補助金」および「隣接空き家解体補助金」
対象になるのは、一戸建ての住宅(併用住宅の場合は住宅部分が延べ床面積の1/2以上)で、「住宅地区改良法」の規定により不良住宅と認められた老朽危険空き家と老朽危険空き家と同時に解体する近隣空き家です。
そのほか以下の要件を全て満たしている必要があります。
- 当該の建物は空き家となって6ヶ月以上経過している
- 市内の業者が施工を行う
- 申請者は空き家の所有者であり、所有権が明確であること
- 隣接空き家の所有者は原則として跡地を老朽危険空き家の跡地と一体の土地として流通を図る
新築住宅等補助金
老朽危険空き家解体補助金を利用して解体した更地に自己が居住する新築または増築をする工事で、解体後1年以内に補助金の申請を行い年度内に完成して居住ができることが条件です。
跡地購入補助金
老朽危険空き家解体補助金を利用して解体を完了した跡地で、解体後1年以内に補助金の申請を行い購入をする場合に限ります。
なお、いずれの補助金も申請者および申請者と同一の世帯に属する全員が市税等を滞納していないことが条件となっています。
その他、申請方法やご不明点は射水市役所の「都市整備部 建築住宅課」にお問い合わせください。
参考 射水市空き家対策支援事業について|射水市射水市空き家対策支援事業について|射水市補助金を申請したい方は解体無料見積ガイドへ
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