静岡県島田市では、市内にある老朽化した空き家を解体する際に、費用の一部を負担する「島田市特定空き家解体事業」を実施しています。
なお、補助金額は最大で30万円です。この記事では、補助金額や対象条件などを詳しく解説しているのでぜひ参考にしてみてください。
そのほか、島田市では「通学路沿道ブロック塀等の撤去」など、付帯工事に関する補助制度があります。合わせてチェックしてみてください。
静岡県島田市で利用できる空き家の解体に関する補助制度
静岡県島田市では、市内にある「特定空き家」または「不良住宅」を解体する際に、費用の一部を負担する取り組みを行っています。
支給金額と申請期限
補助金額は対象になる工事費の4/5で上限は30万円です。
ただし、家財道具の搬出や処分に要する経費は対象になりません。
なお、受付の申請期間は明示されていません。ご利用を検討している方は担当窓口にてご確認ください。
申請の条件
対象になるのは、市内にある「特定空き家」および「不良住宅」で、それぞれの判定基準を満たしたものです。いずれも事前調査により判定が行われます。
特定空き家 | 不良住宅 | |
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主な判定項目 |
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判定基準の一例 |
建物の基礎にひび割れが多く見られる 排水の流出やゴミ等の放置により害虫、悪臭などが発生している |
基礎が玉石もしくは基礎がない 基礎や土台、柱が腐食または破損して倒壊の可能性が著しく高い |
根拠法令 | 空家等対策の推進に関する特別措置法第2条第2項 | 住宅地区改良法第2条第4項 |
申請の対象者は、当該空き家の所有者または相続人で、「登記事項証明書」もしくは「固定資産課税台帳」に所有者として記載されている方です。ただし、市税の滞納が無い方に限ります。
そのほか、対象の工事は以下の要件を全て満たす必要があります。
- 島田市内に事業所を有する事業者に工事を発注する
- 対象の工事が公共事業などの補償対象になっていない
- そのほか国および県等の補助金を重複して利用していない
- 補助金の収支に関する帳簿や領収書等、関係書類を5年間保管する
- 当該空き家が登記されている場合は、解体後に速やかに滅失登記を行う
その他、申請方法やご不明点は島田市役所の「都市基盤部建築住宅課住宅管理係」にお問い合わせください。
参考 島田市特定空き家解体事業費補助金制度島田市公式ホームページ補助金を申請したい方は解体無料見積ガイドへ
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地域ごとに専任のスタッフが丁寧に対応させていただきますので、申請をするのがご不安な方はぜひお気軽にご相談ください。
住宅の解体に関連した補助制度
島田市では、住宅の解体に関連したその他の補助制度が設けられています。
ブロック塀等の撤去に関する補助制度
島田市では、通学路沿いのブロック塀の撤去に対して一部費用を負担する取り組みを行っています。
対象になるのは、小学校の敷地から300m以内の範囲にある通学路に面した高さ60cm以上のブロック塀です。
なお、補助金額は撤去に要した費用、もしくは当該ブロック塀1mあたりに2万円を掛けた金額のうち、いずれか少ない額の2/3で、上限は26万6,000円です。
そのほか詳しい情報は島田市のホームページからご確認ください。
参考 通学路沿道ブロック塀等の撤去島田市公式ホームページ静岡県島田市で業者をお探しなら解体無料見積ガイドへ
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