山梨県中央市では、解体に伴う補助制度を実施していません。
しかしながら、町内にある危険なブロック塀の撤去および、撤去と同時に改修をする際に、費用を一部負担する「中央市ブロック塀等撤去改修事業補助金」を実施しています。なお、補助金額は最大で30万円です。
建物の解体に付帯する工事費もなるべく抑えたい、とお考えの方はぜひ参考にしてみてください。
山梨県中央市で利用できる危険なブロック塀の撤去に伴う補助制度
山梨県中央市では、市内にあるブロック塀のうち建築基準法に適合しない危険なブロック塀を撤去および撤去と同時に改修をする際に、費用の一部を負担する取り組みを行っています。
支給金額と申請期限
補助金額は「撤去のみ」と「撤去改修」で異なります。
対象の事業 | 補助金額 |
---|---|
撤去のみ | 実際に掛かる工事費、もしくはブロック塀1mあたりに7,500円を掛けた金額のうちいずれか少ない金額の2/3(上限10万円) |
撤去改修 | 実際に掛かる工事費、もしくはブロック塀1mあたりに30,000円を掛けた金額のうちいずれか少ない金額の2/3(上限30万円) |
補助金の受付期間は明示されていませんが、予算に達し次第予告なく終了となります。
申請の条件
対象になるのは、建築基準法(第61条及び第62条の8)に基づき適切ではないと判断されたブロック塀で、公道に面する高さ120cmを超えるものが対象です。
そのほか、申請者は以下の要件を全て満たす必要があります。
- 当該ブロック塀の所有者でありブロック塀を撤去し、または改修を実施する
- 他の補助や補償を受けていない
- 市税等を滞納していない
- 市の定める条例に規定する暴力団員又は関係者等ではない
補助の申請にあたり事前相談と現地確認が必要となります。申請は必ず工事の着工前に行ってください。
その他、申請方法やご不明点は中央市役所の「建設課 管理担当」にお問い合わせください。
参考 ブロック塀等の撤去改修について/山梨県中央市公式ホームページブロック塀等の撤去改修について/山梨県中央市公式ホームページ解体の費用を抑えたい方は
補助金を利用する以外にも、建物の解体に掛かる費用を抑えられるケースがあります。
例えば、建て替えなどで既存の建物を解体する場合です。建設会社に解体を依頼すると、実際に施工をするのは下請けの業者で余分な中間マージンが発生してしまうケースがほとんどです。
そのため、「分離発注」により新築と解体それぞれの発注先を切り分けることで費用を抑えられる場合があります。
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