長野県千曲市では、解体に伴う補助制度を実施していません。
しかしながら、市内の土砂災害特別警戒区域内(レッドゾーン)にお住いの方が安全な場所に住居を移転する際に、費用の一部を負担する「千曲市災害危険住宅移転事業」を実施しています。なお、既存住宅の除却に伴う補助金額は最大で80万2,000円です。
この記事では補助金額や対象条件について詳しく解説しているのでぜひ参考にしてみてください。
長野県千曲市で利用できる危険住宅の移転に伴う補助制度
長野県千曲市では、土石流やがけ崩れなどの影響を受ける恐れがある危険な地域にお住いの方が、安全な場所に住居を移転する際に、費用の一部を負担する取り組みを行っています。
支給金額と申請期限
補助の対象になるのは既存住宅の除却に伴う「危険住宅除却等事業」と新居の購入に伴う「危険住宅に代わる住宅建設等事業」です。各事業の補助内容は以下の通りとなっています。
対象事業 | 対象経費 | 補助金額 |
---|---|---|
危険住宅除却等事業 | 危険住宅の除却費、動産の移転費、跡地の整備費、仮住居費その他移転に伴う諸経費 | 対象経費の10/10を乗じた額で80万2,000円を上限とする。 |
危険住宅に代わる住宅建設等事業 | 新居の購入に伴い要した借入金の利子相当額(年利8.5%を限度とする) | 対象経費の10/10を乗じた額で415万円(建物319万円、土地96万円)を上限とする。 |
補助金の利用に伴う相談は随時受け付けています。ただし、事業実施の前年度9月までに事業計画を提出する必要があります。ご利用を検討している方は担当窓口にてご確認ください。
申請の条件
対象になるのは、「土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律」第9条の規定により指定された「土砂災害特別警戒区域」内にある住宅です。ただし、土砂災害特別警戒区域の指定前から存する住宅であり、現に居住している住宅に限ります。
対象の地域になっているかどうかは信州くらしのマップからご確認ください。
その他、申請方法やご不明点は千曲市役所の「建設課」にお問い合わせください。
参考 災害危険住宅の移転に対する補助制度/千曲市災害危険住宅の移転に対する補助制度/千曲市解体の費用を抑えたい方は
補助金を利用する以外にも、建物の解体に掛かる費用を抑えられるケースがあります。
例えば、建て替えなどで既存の建物を解体する場合です。建設会社に解体を依頼すると、実際に施工をするのは下請けの業者で余分な中間マージンが発生してしまうケースがほとんどです。
そのため、「分離発注」により新築と解体それぞれの発注先を切り分けることで費用を抑えられる場合があります。
長野県千曲市で業者をお探しなら解体無料見積ガイドへ
補助金の利用にあたり千曲市内の業者さんをお探しの方は、ぜひ「解体無料見積ガイド」にご相談ください。
当協会が運営する「解体無料見積ガイド」では、建物の解体や除却に伴う工事を検討されている方にお近くの業者さんを無料にて最大6社ご紹介しています。なお、ご紹介するのは当協会の厳しい選定基準を満たした優良な業者さんたちです。
これまでご利用いただいた7万5,000件以上のお見積り実績をもとに、地域ごと専任のオペレーターがお客様の条件にあわせて最適な業者さんをご案内しますので、ぜひお気軽にご相談ください。