あなたに最適な解体業者を無料で一括見積

解体工事のチェックリスト!失敗を防ぐための12の項目~後編~

一生に何度も経験する方が少ない解体工事は、何から始めてどんなことに注意すれば良いのか分からないことばかりですよね。解体工事を問題なく終える為には、業者任せにせずに必要な手続きやポイントを理解した上で確認することが重要です。

今回は解体工事において、解体業者の選定から解体工事終了の手続きまで、必ず確認しておきたい点をチェックリストにしてご紹介していきます。確認する内容が多いので、前編と後編に分けてチェックリストの内容をご説明します。

前編では解体業者選についてご説明したので、後編では、解体工事のチェックリストの工事着工直前から解体工事後までの7つの項目をご紹介しています。

解体工事を失敗なく終えるために大切な内容なので、前編・後編合わせてご参考にして下さい。
解体工事のチェックリスト!失敗を防ぐための12の項目~前編~

解体工事のチェックリスト一覧

tyesurisuto3
失敗無く解体工事を終えるために、解体業者を選ぶときから下記のチェックリストで1つ1つ確認を行いましょう。チェックリストには多くの項目がありますが、どれも解体工事のトラブルを防ぐために必要なポイントです。

https://blog.kaitai-guide.net/blog/wp-content/uploads/2016/10/tyekkurisutoitiran.pdf

ダウンロードすることが出来るのでご活用下さい。一覧にまとめた物なので一読頂いただけでは分かりづらい箇所もあるかと思います。そのため、なぜ上記の項目をチェックする必要があるのか・どうやってチェックすればよいのかを、時期に分けて詳しくご説明します。

チェックリストの内容、1~5項目までは前編でご紹介したので、後編である今回は解体工事前から工事後における6~12の項目を見ていきましょう。

工事着工前

tyekkurisuto4
契約が済んだら、解体工事が始まる前に終わらせておく連絡や申請があります。解体業者が行うものが多いですが、施主がやるべき事もあるので、工事が始まって困ることのないよう準備しておきましょう。

check6:ライフラインの停止と各種届出
□ライフラインの停止を行った
□各種届出の連絡を行った
check7:不用品の処分
□不用品の分別・処分を行った
check8:近隣住民への挨拶
□施主と解体業者で近隣挨拶を行った
check9:事前申請の確認
□建設リサイクル法の届け出を確認した
□道路使用許可申請の届け出を確認した

check6:ライフラインの停止と各種届出

tyekkurisutokouhen4
解体工事前に施主が行う手続きが、ライフラインの停止と郵便物の停止等の各種届出です。ライフラインの停止は業者が行う事も可能ですが、契約者以外が手続きをすると時間がかかる事が多いため、基本的には施主が行います。

電気やインターネット回線で必要のない料金を払い続けたり、解体中の建物に郵便物が届いて困ることの無いよう、事前に手続きをしておきましょう。

ライフラインの停止

tyekkurisutokouhen8
解体工事が始まる前に、電気・ガス・水道をいつ頃止めれば良いのか、解体業者に確認を行いましょう。通常ガス・電気等のライフラインは、工事における危険を防ぐため、解体工事が始まる前に止める手続きをします。

但し、解体工事中の粉塵対策のために水を使用するため、水道はそのままにしておくケースが多いです。

また、室内での作業に電気が必要になる場合もあるため、ライフラインについては、停める前に業者に確認を行いましょう。

各種届出の連絡

tyekkurisutokouhen6
電気・ガス・水道の他にも、郵便物・インターネット等、定期契約していたサービスの停止や移転の届出を行いましょう。

電話に関しては使用しない場合は解約ですが、再度使用する場合は『一時中断』の手続きをしておけば、移転手続き後同じ番号を使う事が出来ます。

また、引っ越しなどで解体する場合は、転居届けも忘れずに提出しましょう。その他、健康保険・国民年金・電話会社・ケーブルテレビ等、状況によって移転や停止の手続きが必要です。

check7:不用品の分別と処分

tyekkurisutokouhen1
解体工事の際は、家の中に物がある状態の方が多いと思います。思い出として取って置きたい物と、処分するモノに分けて、さらにご自身で処分するものと業者に依頼するものに分別しましょう。

物の量によっては不用品を全てご自身で処分するのは大変なので、ご自身で処分した方が安く済むもの・業者に依頼した方が安くすむものだけでも分けておくことをお勧めします。

解体工事は大きなお金が必要になるため、節約出来る所は可能な範囲で安く抑えましょう。

家具はどう処分する?解体工事における不用品処分の方法

check8:近隣住民への挨拶

tyekkurisutokouhen13
解体工事は工事の内容上、配慮しても一定の騒音や振動などで、近隣住民の方へストレスを与えてしまいます。そのため、解体工事の最中はトラブルが起こりやすく、工事の中断や裁判にまで発展してしまうケースもあります。

可能な限りトラブルを防ぐためには、事前に近隣の方への理解を得るため、しっかりと近隣挨拶をしておくことが重要です。

近隣挨拶は、解体業者と施主が一緒に伺うことが一般的です。工事で迷惑を掛けてしまうお詫びと、工事内容の説明を行います。近隣挨拶の際はより丁寧な印象になるため、出来るだけタオル等の粗品を持っていくことをお勧めします。

解体工事のその前に!失礼のない近隣挨拶とは

check9:事前申請の確認

tyekkurisutokouhen14
工事の内容においては、解体工事を行う前に建設リサイクル法の申請道路使用許可の申請、そしてアスベストの届け出が必要です。

一般的に申請は解体業者が行いますが、厳密には申請の義務は施主にあります。申請が遅れて罰則等の対象にならないよう、工事が始まる前に提出の確認をしておきましょう。

建設リサイクル法の届け出を確認

建設リサイクル法は、建設に関わる資材のリサイクルの為に設けられた法律です。主に以下の条件に該当する場合、建設リサイクル法の対象となります。

・特定建設資材を用いた建築物
・床面積の合計が80㎡以上

上記に当てはまる場合、決まられた届出を1週間前までに役所へ届けます。ご自身で行うと慣れないことも多いため、前編でご紹介した通り業者に届出をしてくれるか聞いた上で、工事の前に提出がされたかの確認を行うことをお勧めします。

道路使用許可の申請を確認

解体工事では、建物を解体したり廃材を運び出すため、重機や車の搬出入が必要になります。敷地や近隣状況によって、重機や搬入車を停めるスペースがない場合、道路使用許可申請を行います。

道路使用許可申請は、主に解体業者が有償で提出します。見積もりに『道路許可申請費用』という項目がある筈ですが、交渉次第では値引き代わりにサービスしていくれるかもしれまん。

アスベストの調査と届け出を確認

アスベストによる健康被害が社会問題になったこと等を背景に、石綿(アスベスト)飛散防止対策が平成26年6月から強化されました。

大気汚染防止法の改正により解体工事の発注者(又は自主施工者)が、石綿(アスベスト)の有無について事前調査と結果の掲示をすることが義務付けられました。

アスベストの飛散を防ぐために、解体工事を行う前に石綿の調査と調査結果の書面による説明・解体工事現場への掲示を行う必要があります。

また、調査により石綿の使用が確認された場合、レベルによって解体工事の作業を始める14日前までに届け出を行います。

解体工事中

tcheckrisuto1
工事前の準備が終わったら解体工事に取り掛かります。工事が始まっても安心せずに、現状を把握しておきましょう。

check10:工事現場の現状確認
□近隣住民に迷惑が及んでいないか
□養生と散水が出来ているか
□工事終了後の工事現場と道路の清掃が出来ているか

check10:工事現場と解体業者の現状確認

tyekkurisutokouhen12
解体工事におる近隣トラブルを防ぐためには、工事前の挨拶と工事中の対応が重要です。知らずに対応が遅れたために、被害が大きくなってしまうことの無いよう、工事中も注意が必要です。

近隣住民に迷惑が及んでいないか

tyekkurisutokouhen11
解体工事を実際行う従業員によって、近隣の方への印象は大きく変わります。常識のない格好をしていたり、近隣の方の迷惑になる場所で喫煙をしていると、工事の騒音等のストレスに加わり悪印象になります。

出来れば工事現場に足を運んで、近隣住民の方の迷惑になる行動がないか確認しておく事で、トラブルを未然に防ぐことが出来ます。

養生と散水が出来ているか

解体工事の前には、騒音や粉塵を防ぐために養生を施します。養生をしていなかったり破れた養生を使っていると、ご近所へ被害が及ぶだけでなく大きな事故にも繋がります。

安全への意識・ご近所への配慮がある解体業者なら、しっかりと養生を施した上で解体工事を行います。解体工事前に養生が行われているか確認の上、疑問な点があったら業者に質問しましょう。

また、解体工事中に埃が飛ぶのを防ぐための散水や、工事後の清掃が出来ているかもチェックすることをお勧めします。

養生シートから解体業者の実力が分かる3つの要素を公開

工事終了後!書類の手続きもチェックしよう

tyekkurisuto7
解体工事終了の連絡がきたら、現場の確認をすると共に、書類の受取を行います。解体工事が完了したあとは、法律に基づいた手続きを行いましょう。

check11:契約通りの工事が行われたか確認
□整地の状況を確認した
□近隣へ損傷がないか確認した
check12:必要書類の受け取りと申請
□マニフェストの受取りとサインの確認をした
□建物滅失登記に必要な書類を受け取った
□建物滅失登記の申請を行った

check11:契約通りの工事が行われたのか確認

tyekkurisutokouhen25
解体工事は建物を壊して終わりではなく、廃材を分別回収して地面を整えた『整地』にした状態で一連の工事が終わります。

契約した通り整地までの工事が終了しているか、また工事によって近隣住民へ何かしらの被害を与えていないかどうかを、しっかり確認しておきましょう。

整地の状況を確認する

checkrisuto
解体費用を支払う前に、敷地内と道路が清掃されているか・地面に凸凹がなく整った状態になっているかの確認が大切です。

整地の確認をする前に費用を払ってしまうと、不備があっても取り合ってもらえない可能性があります。

特に解体工事後に売却・新築の予定がある場合は、解体工事後の状態によって売却に影響が及んだり、更地にするために余計な費用を払う必要が出るかもしれません。

後から困ることの無いよう、工事終了の連絡を貰ったら、実際に現場に赴いて契約通り工事が終了したか、確認をしましょう。

解体工事の整地解体工事後の整地はきれいとは限らない!施主が確認すべき点

近隣へ損傷がないか確認

tyekkurisutokouhenn43
あってはならない事ですが、重機の使用や車の搬出入の際に、近隣の家屋に傷を付けてしまう事があります。

業者から事故の報告があるのが当たり前ですが、報告がなくトラブルがあったことを知らなければ、被害を受けた方に何の対応も出来なくなってしまいます。

解体工事中に近隣住民とのトラブルや被害がなかったか、対応が遅れることの無いよう業者へ確認が必要です。

また、解体工事の前だけではなく、工事が終わった後も近隣挨拶をして、迷惑を掛けなかったかの確認を行いましょう。

check12:必要書類を受け取り申請する

tyekkurisutokouhenn42
解体工事後の現場確認を終えたら、追加費用が発生していないか、また内訳に間違いが無いか確認の上で費用を支払います。

解体費用の支払後、マニフェストの確認と滅失登記に必要な書類を受取り、期間内に申請を行いましょう。

マニフェストの受取りとサインの確認

マニフェストとは、解体工事で排出される産業廃棄物の、運搬から最終処分までの過程を明記した表のことです。

産業廃棄物の不法投棄があった場合、違法行為を行った業者だけでなく、施主に疑いが及ぶ可能性もあります。違法行為を防ぐためにも、適切な廃棄処理が行われたか、マニフェストの確認を行いましょう。

解体工事後にマニフェストE表のコピーを受取り、業者のサイン・受取印・日程の記入が漏れなく明記されているかチェックが必要です。

マニフェストでわかる解体業者の質

取り壊し証明書と印鑑証明書の受取

tyekkurisutokouhenn40
建物を解体して登記されていた建物が存在しなくなったら、『建物滅失登記』という手続きを行うことが義務付けられています。建物滅失登記は施主が登記するか、土地家屋調査しなどに委して申請します。

どちらが行うにしても、建物滅失登記には解体業者から以下の3つの書類を貰う必要があります。

・取り壊し証明書
・解体業者の印鑑証明書
・解体業者の会社登記事項証明書

期間内に登記を行うため、解体業者からこれらの書類を忘れずに受け取りましょう。

建物滅失登記の申請

建物の解体が終わったら、ご自身か業者に依頼して、建物滅失登記を1ヶ月以内に法務局へ提出します。

建物滅失登記の義務を怠った場合、10万円以下の過料に処される可能性があるため、必ず期間内に申請しましょう。

土地家屋調査士・司法書士に委任するここも出来ますが、相場として4~5万の費用が発生します。手間がかかるので依頼する・費用を抑えるためご自身の申請する、どちらにして不備の無いよう期間内の提出が必要です。

解体工事後の必須事項!「滅失登記」とは何なのか?

まとめ

tyekkurisutokouhen2
解体工事のチェックリストと、解体工事中から工事終了までの項目に関してご紹介しました。解体工事を安心して終えるためには、業者選びから始まり工事終了後の申請までを滞りなく行うことが重要です。

チェックする内容が多く面倒に感じますが、トラブルが起きてしまうともっと労力が必要になったり、余計な費用が掛かってしまう可能性が増えてしまします。どの項目も大切ですが、チェックリストの中でも特に重要なのは、安心して工事を依頼できる解体業者を選ぶことです。

失敗して後悔する事の無いよう、チェックリストを元に時期ごとに1つ1つ確認を行うことをお勧めします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。