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区画整理のため、解体業者に取り壊しを依頼する事になりました。

会社を設立してから早40年。

長い間、お世話になった建物を解体することになりました。

地震などの災害時に多くの方が避難できるように、芦屋市にある建物周辺の区画一体を国が買って大きな公園を作るらしく、昨年2月に国土交通省の方が「芦屋市の土地を譲って欲しい」と訪ねてきたのがキッカケです。

会社を立ち上げてから一緒に頑張ってきた建物を壊さなければならないので寂しく思いましたが、地域の役に立てるのであればと心よく話を引き受けました。

ですが、なかなか実際に行動することが出来ずにいました。

長年一緒に苦労も喜びも共にした建物だからこそ、解体しなければならないと言われても中々行動することが出来ずにいました。

そんなこんなで、半年が過ぎてしまい国土交通省の方も、こちらの気持ちを察して待ってくれてはいましたが、これ以上待たせてしまうのも悪いと思い動き出す事にしました。

さて、「いざ芦屋市にある建物を壊そう」と思ってもどうすれば良いのか分からずにいると、国土交通省の方が解体業者を紹介してくれていたのを思い出しました。

その解体業者に連絡をし、後日見積書が届いたのですが、記載されていた金額が

『150万円』!!

「100万円ぐらいで工事出来ると思ったのに、こんなに解体工事費用ってかかるんかぁ。」

と思ったのが正直な感想でした。

国土交通省から、解体工事に関わる費用はある程度補助が出るとはいえ、安く抑えることが出来るのであればそれに越したことはないと思っていたので、正直ビックリしました。

金額が安く良い解体業者探しがスタート

そこからは、「どうすれば解体費用を安く抑えることが出来るのか」を調べる日が続きました。

幸いなことに、芦屋市の会社を解体をしなければならないと決まってから数ヶ月後には営業をやめていたので、調べる時間はたっぷりありました。

古くからの知人に相談をしたり、インターネットで調べたりと解体工事に関する情報を半年間じっくりと集めました。

そんな中、インターネットで調べていると『解体業者を紹介する』というサイトが複数ありました。

一件ずつサイトを見ていると、利用している人も多そうで解体工事の実績も多く載っている、あんしん解体業者認定協会というサイトがありました。

「このサイトなら、実績も豊富だし利用者も多くいるから、今よりも解体費用を安く出来るのではないか?」

と思い、実際にそのサイトに問合せをしてみることにしました。

電話で問合せをして、サイトの担当者と解体工事を行う理由や、工事時期、芦屋市にある建物の概要などを電話で話すこと約20分。

解体業者が実際に芦屋市の現地に来て、詳細な見積りをしてくれる事になり、現地確認をする日時を決めてその日を待ちました。

解体業者が現地を見に来る

3月17日に問合せをしてから2日後の19日に、3社の解体業者が見積りのため現地に来ました。

紹介されたのは、神戸市・伊丹市・奈良県の3業者。

どの業者も、それぞれ工事金額が安くクレームもない業者との事。

「兵庫県芦屋市の解体工事なのに、奈良県って遠くないのかな?」と思いました。

でも、どうやら関西圏全域で工事を行っている業者らしく、最近でも神戸市の解体工事を行っていたらしく、会ってみることにしました。

芦屋市にある現地を実際に確認してもらい、解体業者と色々な話をしました。

室内の不要品をサービスで処分してくれる解体業者もいれば、処分するのに費用がかかる業者もいるなど、解体業者それぞれ特徴がありました。

ざっくりまとめてみると、

神戸市の解体業者
・室内の不要品は、サービスで行ってくれる
・近隣挨拶も、立ち会わなくても解体業者だけでも行ってくれる
伊丹市の業者
・神戸の業者同様、室内の不要品はサービスで行ってくれる
・国土交通省とのやりとりも代行してくれる
・近隣挨拶は、可能なかぎり一緒に回ってほしい
奈良県の業者
・室内の不要品を処分するには、費用がかかる。
・近隣挨拶は、立ち会わなくても解体業者だけでも行ってくれる。

なるほど。

「業者ごとで、対応できるものに違いがあるのであれば、それだけでも相見積もりをして正解だったな」

と感じつつも、他にも芦屋市の建物の大きさを測ったり工事する範囲を確認したりと、大体1社あたり30~40分程で確認は終わりました。

隣家との距離で工事内容は大きく変わる!?


その中で、どの解体業者も言っていたのが、

『隣家との距離が近く、養生シートを貼るのが大変ですね』

という一言。

確かに、左隣の家との距離は1メートルもないぐらい狭いけど、関係あるのかな?

と思いつつも話を聞いてみると、どうやら養生シートの足を組み立てるのに2メートルは最低でも幅がないと難しいらしい。

※養生シートは、近隣にホコリが舞わないようにするため貼るシートみたいです。


これが、我が家を正面に見て左隣の建物との隙間


こちらは、右隣の家との隙間

それに、隣家との距離が近いと重機が使用できず、手作業で解体をしなければならないので、工事費用は上がってしまうという事でした。

そんな中、伊丹市の解体業者が

「こういった重機を使えずに手作業での解体工事がうちは得意なんです。任せて下さい」

と言ってくれたので、その言葉を期待して見積りを待つことにしました。

見積書の項目を見比べる


見積書を待つこと数日、3月24日には3社の解体業者から見積書が出揃いました。

写真は、実際に届いた解体業者3社からの見積書です。

項目を見比べてみると、各社書き方に違いがあったり単価が違ったりと比較が難しい。

保険の見積りなどだと、項目が同じである程度比較することは出来るが解体工事となると初めての事でまったく分からずに、頭をかかえていると、先日業者を紹介してくれたサイトから電話がかかってきました。

どうやら、そのサイトも同じ見積書を貰っているらしく同じものを見ながら項目事の説明をしてくれるとの事だったので、分からなかったことを質問して、答えをもらうことができました。

主に、見積書の項目で分からなかったものが

各官庁届け出代行
どうやら、一定の大きさ以上の建物を解体する場合は、役所に届け出を出さなければならないらしい。

また、うちの場合は前面道路が国道ということもあり、道路使用許可を警察に届け出なければならないらしく、そういった届け出を代行するための人件費や書類作成費用との事。

近隣挨拶費・安全対策費
近隣挨拶を行う際に、手みあげを持って行くらしくその際に手みあげ代と近隣への工事前の説明会を行ってくれるらしく、それらにかかる費用との事。
解体物件基礎以外の地中障害
どうやら、まれに建物の基礎下から以前の建築物のゴミや、不発弾(不発弾は本当にまれらしいが・・・)などが出てきた際に処分する費用は別でかかるらしい。

たしかに、建物の下に埋まってあるのであれば確認はとりずらいので何とも言えないが、「追加費用を取られる可能性があるのは不安だな」と感じていると、どうやら滅多にあることではないので安心しても良いらしい。

残地物撤去処分
これは、室内に残っている不要品(家具など)のことを言うらしく、現地を見てもらった際に、「何も残らないと思います」と伝えたが、仮に残った場合は処分するのに費用がかかるので、残らないのであれば気にしなくてもいいとの事。

なるほど。やっぱり、分からないことは専門家に聞くのが手っ取り早いなぁと思いながら、抱えていた疑問もスッキリしたので、あとはどの業者に依頼をするか決めるだけと思い見積書を改めて見返してみました。

「あれ、重機を使用できない工事が得意って言っていた伊丹市の業者が一番安い。」


得意と言っていた業者だけ30~40万円も安い

他の解体業者は、150万円~200万円なのに、一社だけ飛び抜けて安い。

「最初に考えていた、100万円という金額に一番近いし、得意って言っていたからこの業者で決まりかな」

そんな話を妻としていると、また業者を紹介してくれたサイトから電話がかかってきました。

紹介サイト
「田中様、お世話になります。初田です。

今回伊丹市のE社さんが一番頑張って頂けていましたが、お会いした際のご印象などいかがでしたか?」


「まぁ、確かに金額が一番安かったのもあるけど、説明も分かりやすかったし、印象も良かったかなぁ」
紹介サイト
「なるほど。改めて見積書の内容も含めて、直接ご説明のご連絡などE社さんから差し上げましょうか?」

「それなら、一度電話してもらえますか?」
紹介サイト
「かしこまりました」

そんな話をして30分後には、伊丹市の解体業者から連絡がかかってきて、芦屋市の現地を見ながら見積書の項目の説明をしてくれるとのことで、再度来てもらえることになりました。

解体業者と最終の打ち合わせ


*実際の注文書。見積書と同じ形だが、記載されている内容は別物

芦屋市の現地を見ながら話をすることで、不安だった箇所も解消することができました。

やはり、実物を見ながら話をすると、理解するのも早かったし納得も出来ました。

早速、伊丹市の業者に解体工事をお願いすることにして契約を結ぶことにしました。

契約書の項目や工事時期などについて話し合いを行いながら、契約を無事に交わすことが出来ました。

注文書といっても、色んな種類があるらしく伊丹市の業者さんの契約書は、想像していたよりも簡単なものでしたが、注意点など事前に説明もあったので納得して注文書にサインをしました。

ふと解体業者さんに、「ちなみに、解体費用はカードで払うことは出来るんですか?」と聞いてみたところ、どうやらカード払いは出来ないようで、ほとんどの解体業者が現金払いのみのやりとりらしいです。

さて、あとは解体工事を待つばかりです。

4月14日、いよいよ工事が始まる


契約を交わしてから、2週間後に解体工事が始まりました。

「いよいよこの建物ともお別れか。寂しいなぁ」

そんな会話を妻としながら、解体業者さんと近隣挨拶をすませ、4月14日の解体工事の開始を待っていました。

工事日になると、解体業者さんから「今、建物の周りを養生シートで囲っています。本格的な工事は、来週になりそうです」と報告があったので、現地を見に行ってみました。

正面から見ると、建物の周りはビッチリとシートで囲まれていました。

*隣の家との間もこの通り。


正面からは建物が見えなくなるまで養生で囲ってあります。

なんでも解体工事は騒音やホコリによる近隣トラブルが他より多い工事らしいので、養生シートはご近所への配慮のために重要なものだそうです。

建物を壊すときにどうしても起きてしまう、粉塵・騒音・振動を正しく養生シートを施すことで、ある程度事前に防ぐ役割をするとのこと。

実際に張ってくれた養生シートも、使いこんでありそうですが傷などがなく綺麗なものを使っていて、全体を丁寧に覆っていました。


隣の家との狭い間にも、しっかりと養生されています。

どうやら、解体工事は上から室内から始めていくようです。

室内の写真も撮ろうと考えていたら、解体業者さんが「室内は危ないので、作業員が写真を撮らせます」と言ってくれました。

届いた写真がこちらです。

壁材が取られて、木造部分が見えています。


天井も取られ、床の一部も壊されていました。

解体工事は、室内の不要品やガラスなどから撤去していき、最後に建物を支えている柱などを壊していく手順になるそうです。

重機で建物をぐしゃりと壊すイメージがあったので聞いてみると、

「昔は重機のみを使用して建物を一気に取り壊す、ミンチ解体と呼ばれる工事が行われていました。

ですが建築リサイクル法で廃材の再資源化が決まってから、手作業で資材を種類ごとに分別を行いながら工事する分別解体に変わったんです。」

と教えてもらいました。

だんだんと室内の工事も進み、住んでいた建物の室内の面影がなくなり、壁がむき出しの状態になってきました。

*こちらは、一階部分の作業所


*一階の元作業所

作業所の奥に二階で取った壁材などが置いてありました。

まだ、手付かずの状態だったので解体業者さんに質問をしてみると、「コンクリートの箇所は手で壊すのは非常に大変なので、小さな重機を使って壊します」との事でした。

長年作業してきた作業所。

今は、解体工事中の廃材などを置く仮スペースで使ってくれているみたいです。

いよいよ解体工事も終盤

室内の片付けがあらかた終わったようで、今度は重機を使っての工事が始まりました。

重機がはいり、本格的に解体工事が始まりました。


着実に建物が無くなってきました。

重機を使うとなると、騒音で近隣の人に迷惑を掛けないか心配でしたが、解体業者さんもこちらの気持ちを組んで慎重に工事をしてくれたので必要最低限な音ですみました。

その後は、工事のスピードも早くなり重機を使い始めてから2日で、建物の面影はなくなってしまいました。

建物がなくなって、寂しさも感じながらも無事に工事が終わりそうだなとホッとする気持ちもあり複雑な気持ちになりました。

解体されていく建物を見ていると、解体業者さんが

「長年お住まいになっていた建物がなくなると寂しいですよね。

僕らも、何件も行っていますが施主様が寂しそうに解体されている建物を見ている顔は、いつまでたっても慣れません。

僕らが出来るのは、今まで施主様を支えてくれた建物に感謝しながら建物を丁寧に壊し、綺麗な更地にすることで新しい門出を祝福することだけなんですよ」

と言ってくれました。

「あぁ、この業者さんにお願いをしてよかったな」と感じつつも、工事の終了を待ちました。

解体が終わって綺麗な更地に

無事に解体工事が終わりました。

やはり工事が終わるまでは、後から追加費用を請求されないかなどドキドキしていた部分もありますが、何もなく終わってホッとしています。

見積りを比べたことで、始めに見積もりをとった業者に比べて35万近く安く解体工事を終えることが出来ました。

追加費用もかからず、長年一緒に頑張ってきた建物だからこそ、こちらの気持ちになって工事を行ってくれる解体業者さんに巡りあうことが出来て本当に良かったです。

工事が終わった今寂しさもありますが、今では解体業者さんが言っていたように、あの土地が大きな公園となりみんなの役に立つものになればいいと思っています。

この記事は兵庫県芦屋市の田中さんから承諾許可を頂いた上で掲載いたしております。

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