あなたに最適な解体業者を無料で一括見積

空き家による深刻な害虫被害!原因と対策とは?

空き家を適切に管理せず、そのまま放置してしまうことで生まれる被害は数知れず。
その中でも、周囲に悪影響を与える被害が害虫発生被害です。

手入れのされていない空き家は害虫・害獣の棲み家になりやすく、その家屋から近隣住宅へも移動してしまい、トラブルを引き起こすことも少なくありません。

では、具体的にはどのような被害が発生してしまうのでしょうか?
害虫被害の原因と対策まで、詳しくご紹介します。

空き家による害虫の被害とは

gaichu_02

まず、具体的に空き家にはどのような害虫・害獣が発生するのか、彼らはどのような被害を生むのかを見ていきましょう。

ゴキブリ・ハエによる被害

害虫と聞いてまっさきに思い浮かんだのは、ゴキブリ・ハエなどの不衛生な害虫ではないでしょうか。

ゴキブリやハエは、餌を求めて発生します。空き家の中に巣を作ったり卵を植え付けたりして育ち、さらなる餌を求めて近隣住宅へ移動します。
人のいない家よりも人が生活している家のほうが当然餌となるものは多く出てきます。空き家の中で餌が確保できなければ、人の住んでいる家屋へと移動してきてしまうのです。

ゴキブリやハエによる被害は、衛生面の被害、そして大きな精神的被害です。
その被害の大きさは、実際に外から侵入するゴキブリやハエに悩まされ、ノイローゼになってしまった方までいるほどです。

シロアリによる被害

シロアリは湿った木材を餌として生息しており、管理のされていない空き家は建材などの木材が湿っているため、シロアリの恰好の餌となってしまうことがあります。

シロアリは種類によって異なりますが、基本的に発生源から移動し増殖していくということはありませんので、「空き家のせいでうちの家にまでシロアリが発生するようになった」という苦情をもらったとしても、大体の場合それは事実ではありません。
しかし、シロアリの発生は景観にも悪影響を与えるため、近隣の方々にそのような印象を持たれるのも仕方ないかもしれません。

また、耐震性に影響を及ぼす柱・筋交い・土台を構成する部材をシロアリに食べられてしまうと、空き家の耐震性が低下し、最悪の場合倒壊の危険性も考えられます。
特に、古い家屋は筋交いに金具が使用されておらず、かすがいや釘で固定されているだけの状態であることも多く、シロアリによる食害のみで耐震性が弱まってしまう可能性は大いにあります。

蜂による被害

gaichu_03

夏から秋にかけ、空き家から発生する蜂の被害が多くなります。

蜂は軒先や立木、屋根裏などの見晴らしの良い安全な場所に巣を作ることが多く、人の住んでいない空き家は蜂にとって危険にさらされることのない、巣を作るのならもってこいの場所になってしまいます。

駆除されることのない蜂の巣はどんどん大きくなり、空き家の敷地内だけでなく、近隣にも影響を及ぼしてしまうのです。
空き家の前を通りがかった子供が蜂に刺されてしまう、などの被害も少なくありません。

猫・ネズミなどの動物による被害

空き家は人の出入りがなく、また侵入が容易であるために、猫やネズミなど、害獣の棲み家になってしまうこともあります。

動物たちは寒さをしのぐため、空き家の室内を棲み家にします。
しかし、空き家の中では餌の確保が難しいため、近隣住宅に侵入したり、地域のごみ回収所を荒らしてしまったりします。

また、動物たちが空き家の中で死んでしまうと、死体が腐敗臭を放ったり、そこからまた虫が発生したりしてしまいます。人間の気がつかないところで動物たちが死んでしまうのは悲しいことですし、衛生的に考えても良くありません。

害虫が空き家に発生する原因

gaichu_04

では、なぜ空き家は害虫発生の温床になってしまうのでしょうか。
その理由は、空き家の劣化・老朽化にあります。

湿気によるカビの発生

人の出入りがなく手入れのされていない空き家は、喚起されていないため空気がこもってしまいます。空気がこもってしまうと家屋内の湿度が高くなってしまうためカビが発生し、カビが発生すると木材が腐るため、シロアリの発生源となってしまうのです。

木材は腐敗により強度が弱まってしまいますが、それにシロアリによる食害が加わり、ますます危険な状態に陥ってしまいます。

通水のされていない水道管の乾燥

gaichu_05

水道管は、水の流れない状態が長期間続くと乾燥して干上がります。
水道管が干上がると、きれいな水が流れている状態では上がって来られなかった虫が下水から上がってきてしまい、水道が虫の侵入する入口となってしまいます。

戸や窓を締め切っていても虫が発生してしまうのは、手入れがされていないために新たな侵入経路が生まれてしまうからなのです。

清掃されておらずほこりが発生

人が住んでいなくても、掃除をしなければ家の中はどんどん汚れていきます。
ほこりが発生すると、ほこりを餌とする虫がそこで生活するようになってしまいます。

ほこりを餌とする虫には、例えばツノダニチャタテムシがいます。
ツノダニは人間をかむこともあり、チャタテムシは死骸も含めてぜんそくなどのアレルギーを引き起こす原因になってしまうため、人体に悪影響を与える存在と言えます。

家具や建材の老朽化・腐敗

gaichu_06

シロアリは湿気を好むため、発生時期も湿気の多い梅雨の時期であったり、日当たり・風当たりの悪い場所を選んで発生します。空き家は特に換気や通風がされていないため、シロアリの暮らしやすい湿気の多い場所になってしまいます。

シロアリは、土台や柱などの建材や、壁や床や天井、畳や断熱材や、果ては家具やコンクリートまでも侵入し餌にしてしまいます。
シロアリの食害は、構造部まで達すると建物自体を危険な状態に陥らせ、破損・倒壊の危険性がないとも言い切れません。

空き家の害虫対策・解体工事時の注意点

gaichu_07

では、このような害虫の被害を防ぐために、どのような対策をすればよいのでしょうか?
空き家の被害だけでなく、解体工事の際に生まれる被害も防がなくてはなりません。

害虫対策のための空き家管理方法

空き家に住む・もしくは解体すると言った「空き家の状態」を変えることが最も手っ取り早いのですが、どうしてもそうできない時には、空き家を定期的にきちんと手入れすることが重要になってきます。
なぜ人がいないというだけで空き家が害虫を発生させるのかというと、人が行うべき家の換気・通風・通水・清掃などの作業を行わないからなのです。
最低限の管理を行えば、害虫の発生を抑えることもできます。

空き家の手入れの手順とは?

具体的に、空き家の手入れとはどのようなことを行えばよいのでしょうか?

①窓・戸などの全てを開放する

空き家は適切な換気が行われていないため、室内のすべての窓や戸を開放させ、空気の入れ替えを行います。
タンスなどの収納や物置き、押入れなども閉めきっていると湿度が上がりカビを発生させてしまいますので、すべて開放していきます。
こういった家具や収納は、無人の間も常に開放しておいても良いでしょう。
貯蔵庫や床下収納なども同様です。

②通水作業で水道管の水を入れ替える

台所・浴室・洗面所・トイレなど、水道管がある場所の通水作業を行います。
通水作業を怠ると害虫の発生だけではなく、水道管の錆の発生などにもつながります。

通水作業は、蛇口をひねり三分間ほど水を出し続けるだけで完了します。
水道管の中に溜まってしまった水を入れ替えるための作業ですので、すべての水道管に行いましょう。

③完璧な清掃で埃や虫の死骸を取り除く

部屋の床だけではなく、手すりや家具の上や窓の桟など、あらゆるところを掃除します。
埃や虫の死骸は害虫の餌になってしまいますので、完璧に除去しておきましょう。
ほうきや掃除機でざっと掃き掃除をしたあと、濡れ雑巾などで拭き掃除をしていきます。


どの作業も、それほど難しい作業ではありません。
この一連の作業を、月に2回行えば、格段に被害を減らすことができます。

解体工事前に害虫被害の対策を

gaichu_08

「近所の解体工事の影響で、害虫が発生する」という噂を耳にしたことがありませんか?

実際には、解体工事によって害虫が発生してしまうわけではありません。空き家に棲み着いていた害虫が、解体工事から近隣へ逃げ出しているのです。
ただでさえ騒音や振動などの被害を生んでしまう解体工事。あげく虫を大量に逃してしまうとなれば、近隣の方々が頭を抱えることになってしまうでしょう。

近隣トラブルを防ぐ為にも、解体前に害虫対策をしっかりと施さなくてはなりません。

近隣住民に事前連絡を

近隣の方々に解体工事のご挨拶をするのはもちろんですが、工事の概要のほかに近隣の方々にも事前対策を行ってもらえるようご連絡をしましょう。
もちろん、「解体工事によって害虫がお宅へ逃げ込んでくるかもしれません」などと言われれば、近隣の方々も不安な気持ちになってしまうでしょう。
しかし、だからといって害虫発生の可能性を言わずにいれば、近隣の方々が対策を行えず、防げたはずの害虫被害を生んでしまうかもしれません。

戸・窓などはもちろん、換気扇や排水溝などの侵入経路を塞いでおいたり、あらかじめ薬品を撒いておく、餌になり得るものを露出させないなどの対策で、ある程度の被害を減らすことはできます。害虫が逃げていかないよう対策をすることも大切ですが、害虫を侵入させないよう対策をすることもまた重要なのです。

解体工事前に駆除作業を行う

解体工事の前に駆除作業を行わず、いきなり工事を初めてしまえば、そこで暮らしていた害虫たちは驚いて周辺へ逃げ出してしまいます。そうならないように、空き家に棲み着いてしまった害虫たちは空き家の中で駆除してしまいましょう。

バルサンなどの燻煙剤や駆除剤を使ってご自身で駆除することもできますし、害虫駆除の専門業者に依頼し、完全に駆除してもらうこともできます。
専門業者に依頼すると、駆除する害虫・害獣の種類にもよりますが、だいたい30,000円~50,000円程度費用がかかると見られます。

まとめ

自分が住んでいる家ではないからと空き家をそのまま放置していると、取り返しの付かない被害が発生してしまうかもしれません。

空き家をそのまま取り壊さないのであれば適切な管理をし、害虫・害獣の発生を少しでも抑えるよう対策をしましょう。また、解体工事をする際にも、住み着いていた害虫が逃げ出し、近隣へ被害をもたらすかもしれないことも忘れてはいけません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。